子供1900人を無料招待、大船渡で吉本新喜劇開催

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昨日5月7日、大阪・吉本興業本社にて、「大遊協プレゼンツ 大船渡市震災復興支援公演『吉本新喜劇が大船渡にやってくる!』~笑顔で元気いっぱいに!~」開催発表会見が行われた。

「大遊協プレゼンツ 大船渡市震災復興支援公演『吉本新喜劇が大船渡にやってくる!』~笑顔で元気いっぱいに!~」開催発表会見の模様。(c)吉本興業

「大遊協プレゼンツ 大船渡市震災復興支援公演『吉本新喜劇が大船渡にやってくる!』~笑顔で元気いっぱいに!~」開催発表会見の模様。(c)吉本興業

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今回、大遊協(大阪府遊技業協同組合)の提供により、6月28日(木)に岩手県大船渡市の大船渡市民文化会館(リアスホール)にて吉本新喜劇を無料で開催することが決定。大船渡市在住のすべての小学生約1900人を招待する。大遊協は昨年2011年に岩手に1500万円分の物資を支援したが、「今年は笑顔を届けたい」という思いから、吉本興業に協力を仰ぎ公演が決定。これを受けて大船渡市教育委員会ではこの公演を課外授業とすることになった。

会見には宮川大助・花子石田靖、桑原和男、島田珠代、笑福亭鶴笑、TASUKUが出席。ネタのバラエティコーナーに出演予定の大助・花子は「子供たちの目の輝きが変わる方法がないものかと思っていたので、新喜劇が行ってくれるのは本当に嬉しい」(大助)、「今回のリアスホールには、吉本新喜劇50周年のときにも伺わせていただきました。そのリアスホールが東日本大震災の津波被害で浸水していると聞いて、私たちも訪問させてもらってます。今回、新喜劇のメンバーがリアスホールに笑いを届けてくれるということで感謝の気持ちでいっぱいです」(花子)と、ゆかりの深い大船渡での公演を喜んだ。

吉本新喜劇座長の石田は、「吉本新喜劇は大人数ですし、セットなどもあるのでなかなか移動できないんですが、今回、被災地で公演させていただけることになってメンバー全員喜んでおります」と感謝。「先ほどお話を聞いたら、この公演が課外授業になるということですが、島田珠代の〝チ~ン〟ギャグはギリ大丈夫でした(笑)。僕たちができるのは笑ってもらうことしかないので、当日は本当にたくさん笑っていただきたいです」と笑わせた。その珠代は「何も考えずにありったけのアホさを披露するつもりです。全身でぶつかる用の壁も発注しました。石田さんの股間も弾く予定です(笑)。とにかくアホな動きでがんばりますので楽しみにしてください」と子供たちに全力の笑いを届けることを約束。またおばちゃんキャラの重鎮・桑原も「私も阪神淡路大震災で被災しているので、何かしたいという思いはありました」と真面目に語りつつ、「私のオッパイを出してもいいものかと悩んでいましたが……(笑)、大丈夫ということでホっとしています」と新喜劇らしさを見せた。

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