三瓶＆金成のボケ炸裂、石田靖班の新喜劇新作本日初日

本日5月26日に、新宿・ルミネtheよしもとにて、ニブンノゴ・宮地脚本の吉本新喜劇・石田靖班新作「世界のVIPさん、いらっしゃーい！」が上演された。

舞台は石田が勤める花月亭旅館。ある日いつものように石田が従業員のギンナナ菊池、船越哲志とともに楽しく仕事をしていると、旅館組合の会長・内海仁志が女将の本田みずほを訪ねてやってくる。

会長は「旅館には1億円の借金があり、今月中に借金を返さなければ廃業させる」と女将に通達。石田たちはクビのピンチに追い込まれてしまう。頼みは今月旅館の近くで開催されるサミットの来客だが、予約は聞いたこともない“チャバリン王国”の国王のみで全員が不安に。しかし調べてみると、チャバリン王国は宝石の産地であることが判明。全員で手厚いもてなしを考える。

そしていよいよ三瓶演じる国王が、通訳のギンナナ金成を連れて到着。日本が大好きという国王は、実はサミットのほかにもう1つの大事な目的があると告白するのだった。

周囲のボケに石田はキレのいいツッコミを展開。菊池の自由すぎるギャグにあきれながらもビシバシとツッコんだ。ブサイク役の国崎恵美相手には容赦ない体力技をお見舞い。石田名物の派手なアクションに会場も大いに沸いた。

また、三瓶と金成コンビの通訳ボケには観客も爆笑の連続。言葉少ない三瓶の絶妙な演技と金成が繰り出すカタコトのボケ通訳で石田たちを振り回し、新喜劇の醍醐味を見せ付けた。

後半、旅館ではある客の登場により事件が勃発。国王は無事なのか、そして旅館は廃業を免れるのか。同演目は本日2回目の本公演、そして明日5月27日（金）に上演。石田班の爆笑チームプレイが観たい人はぜひ足を運んでみよう。