お台場がパニック！最初で最後のキャンナイライブに1000人が狂乱

本日3月19日、お台場ヴィーナスフォート教会広場にて「キャンパスナイターズ CD&写真集発売記念イベント」が行われた。

これは、人気深夜番組「キャンパスナイトフジ」（フジテレビ系）から生まれた女子大生タレントユニット「キャンパスナイターズ」が、デビューシングル「エロくないのにエロく聞こえる歌～しこたまがんばれ！～」（3月17日発売）と、イベント当日19日に発売の「キャンパスナイトフジ しこたま 卒業アルバム」（講談社）リリースを記念して開催されたイベント。

メンバー27人全員揃っての生ライブは今回が最初で最後。番組が本日19日の放送で「最終回」を迎えることもあり、会場の観覧エリア内外には、1000人の熱狂的なキャンナイファンが集合した。この日は会場で700枚用意していた整理券が約1時間で完売するなど、そのフィーバーぶりを裏付ける結果となっている。

イベントの前説を担当したのは、番組でおなじみの大美賀AD。もはや十八番となった「古畑任三郎のモノマネ」で注意事項の説明を行い、会場を沸かせた。

やがて会場に「cnf」の文字をあしらったTシャツとそれぞれ個性的なホットパンツ姿のメンバーが登場し、「エロくないのにエロく聞こえる歌」を歌い出すと、会場の盛り上がりはピークに。しかしあまりの熱狂ぶりに、客が後方から押し寄せるなど危険な状態となり、曲は一時中断。会場は騒然となったが、スタッフによる説明と場内整理によって、イベントは10分で再開し、その後は最後までスムーズに進行した。

キャンナイメンバーが披露したのは「エロくないのにエロく聞こえる歌」とカップリング曲「ばいなら またね」、そして再度歌われた「エロくないのにエロく聞こえる歌」の合計3曲。表現者・杉麻李沙による会場をトリコにするソロパートや、松園詩織と三弊恵理愛のダンサーコンビによる激しい踊りに、集まったファンは雄叫びをあげた。「ばいなら またね」を歌い出す際には、歌がうまい扱いをされている牛窪ディレクターが「Lovers Again」を歌い始め、会場が妙な空気に包まれる一幕も。

曲間のトークでは、キャンナイにとって「嬉しい知らせ」が2つ紹介されている。1つは、「しこたま 卒業アルバム」写真集の増版決定。もう1つは、CDのオリコンデイリーチャートが、発売日「14位」、2日目「11位」と順位を上げ、この日ついに「8位」まで上昇したこと。トップ10入りという結果や、フジテレビの「8」であることの巡り合わせに、嬉し涙を浮かべるメンバーもおり、会場は祝福ムードに包まれた。

エンディングでは、27人のメンバーが1人ずつ別れの挨拶を行った。岡崎由佳が番組名物の一発ギャグ「岡パニック」を2度繰り出すと、お台場はまさに「パニック」状態に。また、ヤンキーキャラの宮崎麗香が感極まって泣き出すなど、笑いと涙とハプニングがさまざまに交錯しながら、本編は幕を閉じた。

イベント本編の終了後には、この日集まったファンをバックにした全員集合のフォトセッションがステージ上で行われたほか、握手会の開始前には杉麻李沙がメンバーを代表してファンへ感謝の言葉を述べるとともに、この日深夜に控えた最終回の生放送に向けて「伝説を作ります」と意気込みを語っている。

番組レギュラーの芸人こそ登場しなかったものの、そのハンデを補って余りあるほどのパワーを見せつけたキャンナイメンバー。番組は本日19日深夜に最終回を迎えるが、有終の美が飾れるよう、キャンナイファンは最終回の一部始終を見届けよう。