パラシュート部隊矢野の結婚を2300人のファンが祝福「ゴリパラ披露宴」

ゴリけんとパラシュート部隊が出演するイベント「ゴリパラ披露宴」が一昨日3月21日に福岡・福岡サンパレス ホテル＆ホールで開かれた。

これはゴリけんらが出演する「ゴリパラ見聞録」（テレビ西日本）のDVD第4弾が今月14日に発売されたことを記念するイベント。今年1月に結婚を発表したパラシュート部隊・矢野を祝福する披露宴の形式で行われた。

まずは会場に集まった2300人のファンの前に矢野と妻・あさみさんが現れ、次にゴリけんがHOUND DOGの「BRIDGE～あの橋をわたるとき～」を熱唱しながら舞台装置のセリを使って登場する。宴の幕が開くと、矢野夫妻の前にはうず高く積まれた343個の「日清焼そばU.F.O.」が設置されていた。これは番組内に納豆入り「U.F.O.」がよく登場するのにちなんだもの。矢野夫妻はケーキ入刀ならぬ“カップ焼きそば入湯”を行った。

ここで会場のモニターには突然、矢野の父・広二さんの姿が。愛する息子のために45キロ以上離れた久留米市からマラソンで会場に向かうという。この“広二マラソン”に矢野は「68歳だぞ！ 何やらせてんだよ！ 走れるわけねだろ！」と声を荒げるが、どこかうれしそうな表情も覗かせていた。

お祝いVTRの上映やさまざまな余興が実施され、披露宴が終盤に差し掛かったところで、矢野があさみさんへのサプライズとしてピアノを生演奏。内緒で猛特訓を重ねたというMr.Childrenの「Tomorrow never knows」を披露する。観客も一体となってサプライズを盛り上げようとしたが、演奏の中途半端なクオリティから微妙な空気に。相方の斉藤はこれを「会場全員の感情が喜怒哀楽のど真ん中にハマった」と表現。あさみさんは「歌い出しが面白かった」と感想を述べている。

ここで広二さんが会場へ無事到着。「芸人は体が資本だから、これで健康管理を」と、矢野が番組内でしばしば披露する乾布摩擦用のタオルを取り出す。これを受け取った矢野が乾布摩擦を行っていると、ゴリけんが「お前もリアルな気持ちを伝えろ！」と斉藤に迫り、会場からは“斉藤コール”が。歓声に後押しされた斉藤は「お笑いに誘ってから芸歴18年間、後輩に抜かれたり辛いことばかりだったけど、文句言わずについてきてくれてありがとう」と涙ながらに相方に感謝の言葉を送った。

最後は出演者とスタッフがステージ上に集合し、観客とともに「サライ」を大合唱。イベントは感動に包まれながら幕を閉じた。終演後、矢野は「なんとか終わってホッとしました。ピアノで笑いが来たのがショックでした……」とイベントの感想を語る。また斉藤が「ステージで乾布摩擦とか、知らない人には何が面白いんだってなるけど、キッズに支えられて、いろんなことをさせてもらえて本当に感謝してます」と締めたあと、ゴリけんが「気合い入れて特注したスーツの背中が破れちゃって、買い取らなきゃいけないかが心配……」とオチをつけていた。