イモト、自身の職業わからず苦笑「冒険家・アルピニストって書いてあった」

本日1月30日、東京・八重洲ブックセンターにて書籍「イモトの元気の素 88の言葉」（日経BP社）の発売を記念した囲み取材が行われ、著者のイモトアヤコが出席した。

この「イモトの元気の素 88の言葉」は、北アメリカ最高峰のマッキンリー山（デナリ）への登頂をはじめ世界各地でさまざまなチャレンジに臨んできたイモトが、自分を奮い立たせるための88の言葉を紹介する書籍。「ウソも許せるのが最高の仲間」「とりあえず笑っとけ！」といったイモト自らの言葉だけではなく、作家や映画監督、スポーツ選手から彼女が学んだ格言も収録されている。

囲み取材では、記者から「本に書かれている中でも特に好きな言葉は？」との質問が。これに対しイモトは「It’s my job！」と回答し、「海外で『なんで君はワニを素手で掴むの？』『なんで君はこんな崖に登るの？』って尋ねられることがあるんですよ（笑）。そういうときに誇りを持って、いつも言う言葉ですね」と説明する。一方で「Wikipediaで自分を調べたら、職業欄に『冒険家・アルピニスト・芸人』って書いてあって。ちょっと今、自分の職業がわかってないんですけど（笑）」と苦笑いを浮かべていた。

また途中にはイモトがアフリカのスーダンで求婚されたという話題に。イモトは「部族の若き青年リーダーの方に『ぜひ結婚してくれ。牛50頭でどうだ』って言われました」というエピソードを披露。さらに「そんな覚悟はないので丁重にお断りしたら『75頭でどうだ！』って（笑）。数の問題じゃないんですけどね！」と話し、記者たちの笑いを誘った。

最後はイモトが改めてメッセージ。「私自身もこの言葉たちでいろんなことを乗り越えてきました。88個あるので、1個でもみなさんの心に届けば幸いです。ぜひ読んでみてください！」と呼びかけ、イベントを締めくくった。