大阪名物パチパチパンチや!沖縄の子供たちがお笑いやダンスで成長した2日間

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芸人が講師やゲストとして参加した、沖縄・宜野湾市に住む小中学生を対象とするワークショップ「ぎのわんオープンスクール2015」。昨日11月22日にはメインイベントとなる発表会が行われ、子供たちによる8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」やよしもと新喜劇などが展開された。

8.6秒バズーカーとともに、練習した「ラッスンゴレライ」を披露するお笑いコース10歳以下の子供たち。

8.6秒バズーカーとともに、練習した「ラッスンゴレライ」を披露するお笑いコース10歳以下の子供たち。

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講師を務めた8.6秒バズーカー。

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前日にお笑い、歌、ダンスなどのレッスンを1日がかりで受けた受講者たちは、「ステージに立つ権利」として贈られたお揃いのTシャツ姿で2日目に臨んだ。希望する各コース別に場所を移動し、保護者たちの前で2日間の成果を見せる発表会へ向けて、より専門的な指導を受ける。

よしもと新喜劇の稽古中の様子。

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お笑いコースを専攻した10歳以下の子供たちは、8.6秒バズーカー指導のもと「ラッスンゴレライ」を練習。はまやねんのパートと田中シングルのパートにわかれてセリフと振り付けを覚える。11歳以上は烏川耕一スリムクラブとともに、よしもと新喜劇「うどん屋は変な客ばかりで大騒ぎ2015」の稽古に励んだ。ボケに対して一斉にコケる集団芸は前日に練習済みとあってタイミングもピッタリ。さらに「チーン!」と股間にタッチし合う烏川とのコンビ技や「大阪名物パチパチパンチや!」といった体を張ったギャグにも挑戦した。最初は恥ずかしがっていた子供も、自分のボケで笑いが起こる楽しさを発見して次第に役に没頭していく。

勢いよくコケてみせる子供たち。

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スタッフコースの受講者が舞台の準備を進め、いよいよ発表会が開幕。まずはスリムクラブ、8.6秒バズーカー、地元アイドル・ちゅらドル、ダンスコースの指導を務めたダンスドリームらプロたちが会場を沸かせる。お笑いコース10歳以下、歌コース、アイドルコース、ダンスコースによるショーに続き、トリを務めたのはお笑いコース11歳以上の新喜劇だ。烏川演じるうどん屋店主のもとに、子供たちが「お邪魔しまんにやわー」「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃー」と次々にボケをかましながら来店する。息のあったズッコケや「誰がじゃ」「なぜじゃ」「どうしてじゃ」を繰り返すおじいちゃんと烏川の掛け合い、スリムクラブ真栄田を筆頭にするヤクザ4人組の乳首ネタにも会場は爆笑。さらにダンスコースのメンバーが乱入し、フラッシュモブを繰り広げる一幕でも盛り上がった。

よしもと新喜劇に挑戦したお笑いコース11歳以上の子供たち。

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はじめは自己紹介さえままならなかった子供たちが劇的な成長を遂げた2日間に、案内役の“メンター芸人”を務めた魁バーバリアン、しゃろん・ちゃっぴーは「最高って言葉しかない」と口を揃える。魁バーバリアン与儀は「覚えるスピードに感心させられた。2日間でこんなに変われるんですね」と驚き、相方の砂川は「一番怖いのが、この子たちがもし将来芸人になったときの成長スピード、半端ないよ!」と笑う。これまでもこうしたワークショップに参加してきたちゃっぴーは「メンター芸人の顔つきも変わった。僕らも成長できました」と手応えを明かし、「子供たちにはこれを通じてがんばることのよさを知ってもらえたと思う。全力でやればその分大きな達成感を得られるってことを伝えたい」と語った。

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リュウキュウコクコクオウ @ryukyukokukokuo

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