この作品は、テレビ朝日系で放送されている「スーパー戦隊シリーズ」の最新作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」と前作「烈車戦隊トッキュウジャー」がタッグを組んだ特撮映画。山里は、ニンニンジャーとトッキュウジャーの前に立ちはだかる敵キャラクター・闇博士マーブロを演じる。
マーブロは、服部半蔵、猿飛佐助といった伝説の忍者たちの“闇クローン”を量産するマッドサイエンティスト。頭脳明晰でありながら忍者のこと以外には興味がないという子供っぽい性格が特徴だ。スタッフの満場一致でマーブロ役に決定した山里は、現場で監督のイメージ通りの演技を次々と披露。2日間で行われるはずだった撮影を1日で終了させた。
山里は撮影を振り返り「役作りも何もなく、普通に確認でセリフを読んだらそれだけで監督に『それです!』って言われて(笑)。僕が38年間歩んだ人生を表現してみたら、それがマッドサイエンティストだったということですね」とコメント。また「今回、私マーブロがニンニンジャー、トッキュウジャーをとんでもない方法で追い詰めています! 歴史に名前を残すほど恐ろしい怪人を演じてますんで、ぜひ皆さん映画館で楽しんでくださいませ!」と呼びかけている。
南海キャンディーズ山里 コメント
僕でいいのかなっていうのが素直な気持ちですね。闇博士マーブロは忍者が大好きすぎて、悪い忍者を作っちゃうマッドサイエンティストなんですけど、役作りも何もなく、普通に確認でセリフを読んだらそれだけで監督に「それです!」って言われて(笑)。僕が38年間歩んだ人生を表現してみたら、それがマッドサイエンティストだったということですね。初めて嫌われていることが報われました(笑)。
怪人の姿はヒーローになれるんじゃないかってくらい、めちゃくちゃカッコよくてうれしかったです。子供の頃は超合金が欲しくて千葉そごうで1時間ダダをこねるくらい「太陽戦隊サンバルカン」が大好きだったので、子供たちに夢と希望を与えるヒーローものに僕がどういうふうに出られるのかワクワクしてます。
相方のしずちゃんには、出演が決まった話をしたんですけど、途中でいなくなってました。僕に興味ないのは知っていたんですけど、これほどまでとは……。この前、漫才をやったときに僕の名前を忘れてたので、まずは覚えてもらうところからですね! 今後、もしヒーローになれるとしたら、基本的に戦い方は交渉術ってスタイルでやってみたいですね。決めゼリフは『すみません、その先は法廷で』っていうね。最終回は最高裁で(笑)。
今回、私マーブロがニンニンジャー、トッキュウジャーをとんでもない方法で追い詰めています! 歴史に名前を残すほど恐ろしい怪人を演じてますんで、ぜひ皆さん映画館で楽しんでくださいませ!
武部直美プロデューサー コメント
マーブロは、忍者コレクターの博士という役どころで、無邪気さと狂気が表現できる方を探していました。笑いの中に毒があり、アイドルなど好きなものにこだわりがある点も忍者マニアという役どころに重なり、ぴったりだと思いました。変身(怪人態)もするので変身後に負けないキャラクター性や存在感が必要で、その点で山里さんはずば抜けていて、これまでにない悪役となりました。声のお仕事も多い山里さんは一声でそのキャラクターが表現できるので、それも決め手となりました。
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リンク
- 手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE(仮)|東映[映画]
- 手裏剣戦隊ニンニンジャー|テレビ朝日
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
山里「役作りも何もなく、普通に確認でセリフを読んだらそれだけで監督に『それです!』って言われて(笑)。僕が38年間歩んだ人生を表現してみたら、それがマッドサイエンティストだった」w/南キャン山里、スーパー戦隊映画で https://t.co/n9eib3mKDl