「板尾日記10」で最終巻、10年続けた日記をやめるのは禁煙に似てる

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板尾創路の著書「板尾日記10」刊行記念会見とサイン会が昨日2月27日、東京・パルコブックセンター渋谷店で行われた。

「板尾日記10」刊行記念会見に登場した板尾創路。

「板尾日記10」刊行記念会見に登場した板尾創路。

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「板尾日記」は板尾が10年間毎日欠かさず手書きで綴ってきた日記を書籍化したシリーズ。板尾は記念すべき10巻が出版されると同時に「板尾日記29まで休刊します。10年間ご愛読ありがとうございました!」というコメントを発表している。

会見に登場した板尾は「10年書いてきたことを10冊の本の形にしていただいて、お陰様でたくさんの人に読んでいただけたので感謝しています」とコメント。また「僕は普段、自分のことをあまり話さないので、何を考えているのかわからない不思議な人に思われていて。だから僕に興味がある方はこの本を読んで、間接的に僕のことをわかってくれたのかなと思います。変なコミュニケーションの取り方ですけどね」と、読者への感謝の気持ちを述べた。

現在はもう日記をつけていないという板尾は「日記を終えてから1カ月くらいは(書かないことが)気持ち悪かったです。禁煙したときの感覚に似てる」と話し、「中毒というか、こんな禁断症状みたいなことはあまり経験がないですね。これは10年間日記を書き続けてやめた人にしかわからないと思います(笑)」と複雑な心境を語っている。

さらに「板尾日記29まで休刊」という宣言の意図について尋ねられた板尾は「特に意味はないんですけど、またいつ日記を書き出すかわからない。また書きたくなって、出してくれるところがあったら出そうかなと思います」と回答。休刊の理由については「特にやめる理由はないんですけど、1つだけ明確なことがあって。今まで大学ノートに手書きで日記を書いてきたんですけど、よく紛失しなかったなと思って。もしこのノートを落としたりしていたらどうなってたんだろうと考えたら怖くなったんです。バックアップもこまめにとっていないし、こういうのってちょっとでも抜けたら嫌じゃないですか。10年間なんとかうまくいったので、ここらで1度大きな塊でキープしておいたほうがいいなと思いました。特に書くことが嫌になったという理由ではないです」と説明した。

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