10月17日(金)から19日(日)まで、東京・俳優座劇場にて「
昨年2013年の「告別ショー『帽子ヲ風ガ~何違いな3人~』」では、これまであまり絡みのなかった後輩、ロバート秋山&はんにゃ金田とともに3人兄弟という設定を考えたやしろ。同舞台を振り返り「すごかった、秋山も金田も。芝居を崩さずに笑いを取りににいけたり、ちょっと欲しいなってところでちゃんとそれぞれが動いてくれて」と、やしろにとって大きな糧となった様子だった。
しかし今回は設定を作りあげるのに苦労したとのこと。「やりたいことが浮かばなくて、『なしならなしでもいいか』って気持ちもあったんです。会社でも『なしかも』という話が上がって。なので、やろうということになったときは、『ありがとうございます』と言いながらも、内心『やべー』と(笑)」と苦笑していた。
1つだけ浮かんでいた案がしっくりこず、発想の転換ができたのは「お金払って足を運んで来てくれてるのに、なんか俺の考えたことでみんな笑わないんだよなあ」という気持ちから。「ほかの人たちのところでは笑うのに。だったら俺もうしゃべるのやめようかな」と考えたとき、そこから話が一気に広がり、ストーリーが出来上がったそう。なお、「結果たくさんしゃべります」とのことだ。
テーマは「不老不死」。やしろは「人間という種の不老不死は、気持ちがつないでいけないだけで、遺伝子をつないでいるという意味ではすでに完成してますよね。けれど、人間の個体が不老不死を完成させてしまうと愛情が必要なくなってしまうのではないかと。結果、種の不老不死を放棄しようとすることになってしまうのでは、みたいな話」と語った。
出演者のタナカダファミリアはNSC大阪出身で、現在はほかの事務所に在籍。ラジオで共演した際、やしろはタナカダに「すごく柔らかい人」という印象を受けたそうで、今回は「絵も描いてほしいと思ってる」と明かした。また坂田聡とも以前共演した際に「一緒に何かやりたい」と感じたそうで、「僕が作るものをより明確に伝えるには俳優さんのほうがいいかと思った」とコメント。デッカチャンと犬の心については「もうとりあえずいてほしい」と信頼を寄せていた。
最後に「観終ったあとに『感動した』とか『元気出た』とかではなく、『なんだったんだろう?』と何かしら心が動くというのが、僕がものを作る理想形。今年はリアルにそこいけるんじゃないかなという気持ちでいます。キャストも素敵な人達が集まったので楽しみです」とメッセージ。チケットは各プレイガイドにて明日8月16日より販売される。
また、ヨースケ@HOMEの出演も決定。詳しくは告別ショーオフィシャルFacebookにて。
マンボウやしろの告別ショー2014「人は百年、猿は億年」
日時:2014年10月17日(金)・18日(土) 18:30開場 19:00開演
10月19日(日) 15:00開場 15:30開演
会場:東京・俳優座劇場
料金:S席4000円 A席3000円
出演者:マンボウやしろ / タナカダファミリア / 枝村明子 / 児玉絹世 / デッカチャン / 犬の心 / 安藤聖 / ヨースケ@HOME / 坂田聡
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