今週4月11日(金)、東京・赤坂レッドシアターにて、
「赤坂寄席」は2012年7月に始まった、立川志らくと相島一之による企画。「1人語りをしたい」と考えていた相島が、「落語はどうか」と声をかけられたことから、志らくは本流の落語、相島は役者なりの“相島流落語”を披露している。もともと落語が好きだったという相島は、“落語は落語家のもの”というリスペクトから、思案の結果、白シャツ黒パンツといういでたちで椅子に座って、ハーモニカを吹いてから始まるというスタイルを確立した。落語家と役者は“観客”に対するアプローチが違うことを踏まえて、「役者にしかできない落語はなんだろう」と考えたという。
一方のホリは落語に触れる機会はほとんどなく、「昔番組で、古典落語をアレンジして、ストーリーはそのままに、セリフを自分のレパートリーのモノマネに差し替えて披露したことがあるくらい」とのこと。今回は「落語はほんとにわからなくて申し訳ないんですが、わからないなりに一応オリジナルネタを作りました。モノマネ落語です。着物も着て、道具も使いますが、落語というより、“落語っぽい”感じで」と恐縮しながら意気込みを語った。
今回は通常の「赤坂寄席」に加えて、「~番外編 “ホーリーナイト”~」も行う。こちらはホリがメインの企画となっており、すべてはホリ次第。「本ネタもやらせてもらうんですが、途中のコーナーでは、お2人にもぶっつけ本番で参加していただいて。モノマネって普段やらない人には罰ゲームですよね(笑)。職業体験していただくということで。翌日は僕が落語を体験すると」と言うと、相島は「志らくさんは嫌がってるみたいですよー(笑)。もう、僕らはまな板の上の鯉です」と苦笑していた。
2人はこの「赤坂寄席」が初共演となるが、一度行った打ち合わせでも、初対面にも関わらず話が盛り上がったそうで、「相島さんはクセのある役が多いので、どういう人なのかなと思ってたらほんとに気さくで」「ホリさんはほんとに真面目」と互いに好印象。対談中も「結局……女子がいると面白くないんですよね」「行くならスナックとか、こぢんまりした居酒屋。根津にいいところがあるんだよ」などの脱線トークも交え、終始和気あいあいとした雰囲気だった。
そんな2人は、志らくに対して「この人も変わってますから」と本人がいないのをいいことに自由なコメントも。最後は相島から「ホリさんのオリジナルのモノマネ落語、僕の変則的な落語、最後は志らく師匠が王道の落語と、かなり満足していただける内容になってます」とアピール。「3人でお送りするカオスなライブでございます(笑)。あまり見たことがない一面を3人おのおの見ることができると思いますので、よろしければぜひお願いします」(ホリ)、「この3人の顔合わせがまず見どころです。落語というものをめぐっての3人のアプローチの仕方の違いから、落語ってなんなんだろうなっていう面白さが伝わると思います。ぜひ来ていただけると幸いです」(相島)とメッセージを送った。チケットはカンフェティ、オンザフィールドにて受付中。詳しくは「赤坂寄席」オフィシャルブログにて。
赤坂寄席
●赤坂寄席 ~番外編 “ホーリーナイト”~
日時:2014年4月11日(金) 18:30開場 19:00開演
会場:東京・赤坂レッドシアター
料金:3800円
出演者:ホリ
ゲスト:立川志らく / 相島一之
●赤坂寄席 vol.3
日時:2014年4月12日(土) 13:30開場 14:00開演 / 18:30開場 19:00開演
4月13日(日) 13:30開場 14:00開演
会場:東京・赤坂レッドシアター
料金:3800円
出演者:立川志らく / 相島一之
ゲスト:ホリ
チケット:カンフェティ、オンザフィールド
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