付き合いの長い彼らがめでたくタッグを組み、「そんなバカな」をキーワードにロケやコント、トークに臨む1時間。番組に携わるスタッフは3人と日頃ともに仕事をするメンバーが多く、先日行われた収録は終始なごやかな雰囲気に包まれていた。
日村に彼女を作るべく実施されるデート企画「パシフィック・ヒム」では、日村が設楽とバカリズムの指令を受けながら、ニセ番組の中でゲストの中村静香とドライブや食事を通して仲を深めていく。「そんなバカな仮説」と題したスタジオトークは「そんなバカな」と思われる状況や仮説をテーマに3人が持論をぶつけあい大盛り上がり。スタジオの片隅を舞台にした3人きりのコントも楽しい試みとなった。彼らだからこそ実現する濃密かつフレンドリーな笑いにぜひ期待しよう。
番組収録後、3人が収録の感想やお互いの関係性、番組の見どころなどを語った。
バナナマンとバカリズムのコメント
──収録のご感想を聞かせてください。
バカリズム:もうほんと楽しかったですね。ロケもコントも楽しくて、ずっとやってられる感じです。日村さんのロケは涙流して笑いました。めちゃくちゃ面白かったです。
バナナマン日村:ロケは2人が自由に指示を出して俺はただやってるだけなんで、どこまで面白くなってるかはわかんないんですけど、途中笑っちゃったところがありました。“指示モノ”って俺は意外と耐えられるんですけど。なんか面白い方向に転がってた。ライブな感じでしたね。
バナナマン設楽:笑い転げてやってました。日村さんは言った通りにちゃんとやるから面白いんです。操り人形っぷりったら世界最高峰(笑)。全体を通してロケもトークもコントもすげー楽しかったです。
──もともと3人はどんな関係?
バカリズム:お2人は感覚的にはいとこのお兄ちゃんくらい。仕事上の先輩というより、付き合いが長すぎて家族に近いです。日村さんとは一緒に住んでたし、設楽さんも若いときに家に泊まりに行きました。
設楽:ヒデ(=バカリズム)はね、昔からタスマニアデビルみたい。かわいいぬいぐるみのようなのに、口のまわりを血だらけにして飯食う凶暴性がある。でも昔に比べるとお互い丸くなりましたよね。俺らの共通項は笑いに真面目ってところ(笑)。
バカリズム:僕も設楽さんに関してはものすごい牙を持ってる人だと昔から思ってるから、(「ノンストップ!」のMCで)朝の顔になってるのが「そんなバカな」って思いますね。
日村:ヒデもピン芸人になって売れちゃったけど、ぶっちゃけこんなにちゃんとタレントさんみたいになるとは思わなかった。ネタはピカイチで面白かったけど。いろんな番組に出てクイズに答えたりして、なんか信じられないです。
設楽:たしかにヒデはこういう感じで売れるとは思わなかった。北九州のケンカ屋ですから(笑)。でもそれはお互い様で、こうやって番組を一緒にやって、こんな話をしてるのって幸せだよね。
──コントの収録はみなさん楽しそうでした。
バカリズム:リハーサルもやらずにね。1回も合わせてない。パパパッと(台本を)見て、そのまますぐ、ですからね。
日村:ほんとだね。一発でカッコいいね。
設楽:コントのフジだからこそ撮れる、という。スタッフの人達も知った顔だから、特番は初めてだけどチーム感は何年もやってる感じだったのでよかったです。
──最後に番組の見どころをお願いします。
バカリズム:付き合いの長い3人が遊んでる感じでやってるのがいいのかな、と。仕事っていう感覚がなくて、どこ見ても知ってる人ばっかりだし、ホームという感じですね。コントも“普段”でした。その雰囲気がいいと思います。
日村:トークもロケもコントも全部できちゃった。お笑いのいいとこどりで、それをフジテレビでやらせてもらった奇跡のような時間ですから。我々は楽しかったので、2回目やらせてください!
設楽:あのー、みんな体調が万全じゃなかったし、疲れてたし、気分も乗ってなかったんですよ。だから今回のは、ちょっとそこまで本気じゃないというか……。
一同:(笑)
日村:そうよ! ぜんぜんよくなかったんだから!
バカリズム:「体調悪くてこれだけできた」と(笑)。
設楽:今回は今回で面白いと思うんです。だから2回目やらせてもらって、そこがクリアになったら、もっととんでもなく面白くなると思います。
そんなバカなマン
フジテレビ 2014年4月1日(火) 24:35 ~ 25:35
<出演者>
バナナマン / バカリズム
中村静香
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