私立恵比寿中学(星名美怜、小林歌穂)×やついいちろう|異国文化が集まる「グローバルフェスタJAPAN 2017」に初参加!

9月30日と10月1日に、政府機関やNGO、企業などが一堂に会する日本最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2017」が東京・お台場センタープロムナードで開催された。「グローバルフェスタJAPAN」は楽しくわかりやすいコンテンツを通じて、来場者に国際協力の現状や必要性について理解を深めてもらうことを目的として2005年より行われている。各団体が運営するブースが一面に並ぶ場内は、日本人のみならずさまざまな国の人々が集まり活気に満ちていた。

このイベントに、お笑いナタリーの企画「クイズ!なんとかしなきゃ!」で国際協力について学んだ私立恵比寿中学の星名美怜と小林歌穂、エレキコミックのやついいちろうが初参加。ここでは彼女たちが異国文化と触れ合う様子に密着したレポートと、イベントを楽しんだ3人の感想を紹介する。

取材・文 / 中川麻梨花 撮影 / 吉場正和

お台場センタープロムナードに開設された「グローバルフェスタ2017」の会場には、250以上もの数多くのブースが出展。会場に到着して早々飲食ブースでワニの足を見つけた3人は、怯えつつも「でもチキンみたい……!」と興味津々の様子だ。お祭りムードの中、まずは和気あいあいと記念撮影。

左から星名美怜、小林歌穂、やついいちろう。

フェアトレード&エシカル・ファッションショー ステージ

「フェアトレード&エシカル・ファッションショー」の様子。
「フェアトレード&エシカル・ファッションショー」の様子。

メインステージで行われた「フェアトレード&エシカル・ファッションショー」では、エスニックな衣装に身を包んだモデルが次々と登場した。モデルたちがエレクトロニックなBGMに合わせてダンスパフォーマンスを繰り広げると、3人の目はステージに釘付けに。終始目を輝かせながら集中した様子でステージを見つめていた3人だが、ピンクの鮮やかな衣装を着たモデルが登場するとエビ中の2人から「かわいい! 欲しい!」と絶賛の声が上がった。

ファッションショーを楽しむ3人。

なんとかしなきゃ!プロジェクト ブース

世界の現状や各国と日本のつながり、日本の国際協力などについて多くの人に知ってもらい、1人ひとりにできることを見つけてもらうことを目的に活動する「なんとかしなきゃ!プロジェクト(以下なんプロ)」。このプロジェクトが運営するブースでは、著名人による国際協力の現場視察の様子などが紹介されていた。ブースの真ん中には、大きな地球型オブジェも。この地球には、国連が“誰1人取り残さない”社会の実現を目指して定めた17個の目標“SDGs”(持続可能な開発目標)のゴールを貼り付ける企画が行われていた。

フォトパネルで記念撮影

記念撮影をする3人。

“SDGs”のアイコンで彩られたフォトパネルブースでは、国際協力について気軽に行える“アクション”を1つ選択して撮影できる。星名は「外国に行ってその土地のことを知ろう」という“Travel”を即決。小林は「どれがいいかなー?」と迷ったうえで途上国への物支援を意味する“Give”、やついは「フェアトレード商品を購入することで貢献しよう」という“Buy”のパネルをセレクト。娘の活動を一目見ようと会場に訪れた星名の母が見守る温かな空気の中、3人はそれぞれ自分にできるアクションを示していた。

クイズラリーに挑戦

クイズラリーに挑戦する3人。

フォトパネルで記念撮影をした3人は、なんプロブース内を見て回答するクイズラリーにも挑戦。なんプロの主旨に賛同する著名人が世界の開発途上国を訪れて国際協力の現場を視察したときの様子や、すぐにでも始められる身近な国際協力を紹介するコーナーなどをチェックした。途上国の子供たちの前でライブを行うアーティストの映像を観たやついが2人に「こういうライブとかやったらいいかもね!」と提案すると、星名が「喜んでくれるかなー?」と謙遜しつつも目を輝かせる。

肝心のクイズについては情報がぎっしりと詰まったパネルに囲まれ「どこに書いてあるんだー!?」と序盤は苦戦していた3人だが、見事な連携プレーと推理力によって次々とクイズを解いていった。全問回答者のクイズの景品が3人のサイン入りTシャツと知り「俺たちが当てたらダメだろ!」とやついがツッコむ場面もありつつ、3人は「楽しく勉強できたね」と満足げな表情を浮かべた。

クイズラリーに挑戦する3人。

バケツ持ちを体験

バケツ持ちを体験する様子。
バケツ持ちを体験する様子。

なんプロブースで遊び尽くした3人は、ブースにバケツが1つ置かれているのを発見。これを持ち上げることで、途上国の人々が日常的に行っている水汲みで運ぶバケツの重さを体験できるとのこと。早速バケツを持ち上げたやついは「20kgくらいあるんじゃない!? これを運んでるんだ……」と想像以上の重みに驚きを隠せない。続いてチャレンジした星名も両手でなんとかバケツを持ち上げたが、「落としちゃいそう……」と言葉を詰まらせ、途上国の人々の大変さを肌で感じた様子。

野口英世&地球儀と記念撮影

野口英世のパネルと記念撮影する3人。

約150cmの野口英世の等身大パネルを見つけたやついは「野口さんめっちゃ小さいじゃん!」と駆け寄り、野口の肩に手を回して記念撮影を始める。このコーナーはアフリカの医学研究や医療活動の分野で卓越した業績をあげた人を表彰する「野口英世アフリカ賞」を紹介するもの。「1000円札の人だよ!」とエビ中の2人も呼び込んで仲良く4人ショットを撮ったあとには、ブースの真ん中にそびえ立つ大きな地球儀のオブジェの前へ。オブジェを囲んで記念撮影するも地球儀が大きすぎ、やついはなんとか地球儀の後ろからひょっこり顔を出す。

地球儀を囲む3人。

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JICA地球ひろば ブース

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セカイプラスでは3人の取材時の様子や動画メッセージを公開。インタビュー記事だけでは伝えきれない裏話なども掲載されている。あわせてチェックしよう。

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私立恵比寿中学(シリツエビスチュウガク)
私立恵比寿中学
2009年に結成したスターダストプロモーション所属のアイドルグループ。2010年2月に初のシングル「朝のチャイムがなりました!」を発表し、2011年10月には東京・Shibuya O-EAST(現TSUTAYA O-EAST)で初のワンマンライブを開催。2012年5月にDefSTAR RECORDSよりシングル「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビューを果たし、2013年7月には初のオリジナルフルアルバム「中人(ちゅうにん)」をリリースした。「IDOL march HALLTOUR 2017~今、君とここにいる~」より7人体制で活動を再開させ、5月に通算4枚目のフルアルバム「エビクラシー」を発売。11月にシングル「シンガロン・シンガソン」を発表する。2018年1月3日に東京・日本武道館公演で行われる「私立恵比寿中学迎春大学芸会 ~forever aiai~」をもって廣田が転校する。
星名美怜(ホシナミレイ)
1997年11月2日生まれ。スターダストプロモーション芸能3部に所属するアイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバー。出席番号7番。
小林歌穂(コバヤシカホ)
2000年6月12日生まれ。スターダストプロモーション芸能3部に所属するアイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバー。出席番号11番。
やついいちろう
1974年11月15日生まれ。エレキコミックのメンバー。トゥインクル・コーポレーション所属。

取材協力:NHK WORLD RADIO JAPAN(nhk.jp/rj