10'04 ～ 若林が「楽屋の中心で飲み会行く人―！」と発言

山里　3本撮りとはいえ、1回目だから元気だよね。

若林　そうですね、なんか溌剌としてる。

山里　テレビで一度楽しんだ人は、楽しみ方のもう1個としてさ、#1見たら次に#11くらいを見てほしいね。一番ヘトヘトの感じ。

若林　そうですね、#6くらいから2人が老けてますもんね。

山里　一気に老けていくんだよ。疲れが尋常じゃなかったもん。

若林　今スケジュールが楽に感じません？

山里　感じる！ 「たりないふたり」の収録が終わってから散歩ばっかりしてるんだよ、俺。

若林　ははははは！（笑）もてあましちゃってる。

山里　そう考えたら、2人のこの感じって最後かもしれないね。今更戻れる？ こんな丁寧なとこに。

若林　いやマジでこれはありますね。「たりないふたり」の前と後っていうのは。

山里　そうよ。俺、ここが最後だって気がするよ。若林くんと一緒にやってるときだけMAXになるから。

若林　正直、「たりない」とは言いつつ毎回解決方法を出したじゃないですか、「銃口ワード」とか。だから変にちょっとできるようになったりしてません？ 今まであたふたしてた場面でも、「ああこれね」ってなっちゃってる。

山里　それあるのよ、ちょっと覚えちゃったよね。カンニング用に書いてたものを覚えちゃったみたいな。もうなんか見なくてもできるなって。

若林　最近「落ち着いたら飲みに行こうよ」って言われたとき、「いやーぜひぜひ」って「ぜひ」を2回言うっていうのをやっちゃいましたよ。

山里　ああー、いい。それはありだよね。あと「あー！」っていう「嬉しいご提案ありがとう」のテンションね。「嬉しいご提案感」はやっぱ「あー！」で出さなきゃいけないから。

若林　はははは（笑）。「あー！ ぜひぜひ」って行かないって言ってるのと一緒ですよね、俺らで言うと。

山里　具体的な日時を決める前に去らないといけない。

13'58 ～ 山里が「うちのいとこにそっくりって言われて」と発言

山里　流れと関係ない合コンのあるあるみたいなこと普通に言ってる。

若林　これって、まだ本編に入ってない？

山里　まだ入ってないんだよ。だからほんとにさ、温めようと必死なんだよ。

若林　こうやって見ると結構自由に喋ってたんですね。

山里　そう。

若林　でもお客さんにも、「若ちゃんと山ちゃんが見られる」っていう新鮮味がありますよね。最後は「いつでも見れます」みたいになっちゃってましたからね。

山里　なっちゃってないよ！

若林　でも6話目くらいからは、出てきても拍手もしやがらなかったから。

山里　しやがらないってことはないでしょ！ そのくらい馴染んだってことでいいんじゃない？ もう家族のようなさ。

若林　でも#1は笑い声に張りがある感じがしません？

山里　確かにある。元気だね。

若林　もちろん2人もそうだけど。俺、このTシャツに自信がありましたもん、まだこのときは。

山里　Tシャツ着てる人の数を前説のビックスモールンに聞いて「多いっすよ」って言われて安心したもん、「今日ウケる」って（笑）。

若林　ビックスモールンの前説は入ってないんですか？

山里　1回もスベらなかったっていうあの前説入ってないの？

若林　彼ら超喜んでましたよ。山里さんが「うまいなー」って言ってくれて。

山里　最後に必ず拍手が起きるあのパターンね。盛り上がってたよね。

若林　でも、みんな大変なんだな、本当に。

山里　バラエティじゃなくドキュメントとしてみんなにお届けできるよ。番販するとしたらナショナルジオグラフィックのほうに。

若林　いけますよね。

山里　ディスカバリーチャンネルのほうへ。

若林　全然恥ずかしくないですよね。

山里　カウンセラーだもんね、俺ら。でも冗談じゃなく「タメになりました」みたいな意見多かったよね。

若林　多かった。

山里　「次の飲み会のシチュエーションにどれが使えるか悩んでます」ってTwitterで意見もらったり。

若林　我々は現場現場が違うけど、毎日同じ人に会わなきゃいけなくて、同じ人が誘ってくるっていう人もいるんですよね。もう地獄ですよ。

山里　確かに3回断るのは無理な感じがするよね。

18'38 ～ 飲み会を切り抜ける技「タラちゃん無双」説明

山里　あー、タラちゃん無双。

若林　これほんとに使えるんだよ。

山里　俺、タクシーでも使うもん。でも番組で発表したあと使うと恥ずかしいんだよね。「あ、俺いま使ってんな」って。昔は無意識で使ってたけど、今はちゃんとレシピにしちゃったから。

若林　技として使ってる感がある。

山里　あとさ、これDVDの何がいいってさ、俺ら技とか出したあと、結構後乗せでいろいろやってるんだよね。それはオンエアの都合上カットされてるじゃん。

若林　ああ、確かにウィニングランというか、やってますよね。

山里　俺らほら、褒められたら嬉しくて伸びるタイプだから、ウケたあとのウィニングランが一番面白いんだよね。

若林　面白い。あと穴埋めが長いときもある。

山里　長い。うん、そう。「ちょっとしくったな」ってときの必死のやつね。

若林　そういう顔もDVDで見られちゃうかもしれない。「あ、いまウケて喜んでるな」みたいな。

山里　ウケたから実験して出した例えとかさ。

若林　そうそうそうそう！

山里　いまちょっと確変入ったから挑戦的な例えウケるかなと思ったら、ほんとにウケたりね。

21'17 ～ 飲み会を切り抜ける技「まきびし」説明

若林　これを爆笑問題の太田さんが見てたらしいですよ。

山里　第1回だからね。ロンブーの淳さんも言ってたよ。「ああいう番組やれるっていいよな。もうやんないの？」って。これ確かに完璧だよね。音と止まり方とか。家帰って放送見ると、「あー、あそこ自信あったけど、流れとあんま関係ないからオンエアにならないか、そりゃ」っていうのがいっぱいあってさ。

若林　あった。

山里　めっちゃウケたけど、「そっか」って。

若林　2人で盛り上がったりしたところはことごとくカットされる。2人でジャレるとこ。

山里　そう！

若林　いや俺ね、“しゃくれて上司に会っちゃう”って、ずっと山ちゃんとウロチョロウロチョロしてるところ面白かったんだけど。

山里　あれオンエアなかったね。まあ納得するんだけど。やっぱりこれ完全版で見られると嬉しいね。そうそう、ここ使ってほしかったんだよっていうのがいっぱいあるもんね。

若林　これは「たりないふたり」のオンエアと全然違う楽しみ方できますね。

山里　ほんと。