ナタリー PowerPush -「日曜×芸人」
アンタッチャブル山崎×バカリズム×オードリー若林 「日曜×芸人」撮りおろし特典DVDインタビュー
京都を舞台にした番組初のSP「京都の会員制の店に行ってポジティブ!」が昨年2012年10月に放送。そしてその放送直後、通常レギュラー回として放送されたのが「月曜×芸人 ドッキリでアクティブ!」だった。
京都でSPの撮影が行われている裏側で、春日、井上、中岡の3人が「月曜×芸人」を名乗り、「日曜×芸人」をのっとるべく、ひそかにロケに帯同。「日曜×芸人」に数々のドッキリを仕掛けていたのだ。そのドッキリは「ザキヤマの服の袖だけ水でビチョビチョになっている」「若林にお酢入りのカクテルを飲ませる」「バカリズムに会員制のお店で色仕掛けを行う」といったもの。「ドッキリでアクティブ!」は、当事者6人が集結し、そのネタばらしを一緒に観賞する内容だった。
普段は3人の中で対立関係が発生してしまい、ともすれば仲間意識も希薄になりがちな「日曜×芸人」。しかし「月曜×芸人」というライバルの出現によって自ずと一致団結を余儀なくされる。3人は「月曜×芸人」にのっとりを許すどころか、もともとの芸人としてのプライドゆえか、逆に終始押し気味でトークを展開。「月曜×芸人」に土下座でのピラミッドを形作らせ、また無茶ぶりを迫るなど圧倒的なパワーの差を見せつけたのである。
この放送回を振り返るべく、撮影時と同様に高いテンションで現場に登場した「日曜×芸人」。VTRが始まる直前のちょっとした空き時間にも、先日放送されたばかりの「完パケ収録でポジティブ!」の回について若林が中心となって談笑するなど、3人の仲睦まじい姿が垣間見える。
VTRを見ながらのトークは序盤から早くもヒートアップ。若林が「ちょっと今、井上さんが大げさに笑いすぎてました」とリアクションに茶々を入れたところから、バカリズムが「そういうの言っていく?」と提案し、ザキヤマも「ボス(井上)は喋るけど、右大臣(中岡)と左大臣(春日)が……ね(笑)」と、のっとりにきたはずの「月曜×芸人」に次々と冷静なダメ出しを展開する。
この時点で番組初登場となった中岡についても攻撃の手は緩められず、ザキヤマは中岡がドッキリを仕掛けている場面を振り返りながら、その瞬間の心理状態を分析。若林は「こっちも五分五分のやりとりをしたかった」と「月曜×芸人」の物足りなさを嘆いてみせる。バカリズムは春日の行動にダメ出しをしながら「こういうところもダメなんだ、若林さん!」と「日曜×芸人」の仲間であるはずの若林に怒りの矛先を向ける始末だ。
「月曜×芸人」3人だけで繰り広げられたグルメリポートロケにも、その内容にバカリズムが辛辣な批評を述べると、ザキヤマもボケの改善策を具体的に提案。これに若林が「赤ペン先生の赤ペンが入りますね!」と感心するなど、あたかも芸人のためのリアクション芸講座の様相を呈する。
- DVD「日曜×芸人」2013年2月20日発売 / アミューズソフトエンタテインメント
- 「日曜×芸人 vol.1」
- 「日曜×芸人 vol.1」 [DVD2枚組] 3150円 / ASBY-5508
DISC1
- 高級フレンチでポジティブ! / ホームパーティーでポジティブ!
DISC2
- 高級品でポジティブ! / 会員制のお店でポジティブ!
DISC1
- 焼肉でポジティブ! / 気になるお店に行ってポジティブ!
DISC2
- 番組ユニフォームを選んでポジティブ! / 高級品でポジティブ!(2)
DISC1
- 超便利家電でポジティブ! / ラクロスでポジティブ!
DISC2
- 会員制のお店でポジティブ!(2) / 日帰り旅行でポジティブ!
左 / バカリズム
本名:升野英知(ますのひでとも)
生年月日:1975年11月28日
出身地:福岡県
所属:マセキ芸能社
中央 / 山崎弘也(アンタッチャブル)
生年月日:1976年1月14日
出身地:埼玉県
所属:プロダクション人力舎
右 / 若林正恭(オードリー)
生年月日:1978年9月20日
出身地:東京都
所属:ケイダッシュステージ
番組情報
日曜×芸人
テレビ朝日系 毎週日曜23:15~