お笑いナタリー PowerPush - 謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!

内村光良×宮川大輔 ヘルメットおじさん&お祭り男が語る番組の魅力

DVD各巻解説

ここからはDVD Vol.1からVol.3までの収録内容を個別に紹介しながら、2人に各巻の感想を語ってもらう。伝説の「鳥人祭り」やイモト登場エピソード、「池ポチャ祭り」など、見どころ盛りだくさんの企画を2人はどのように振り返るのか。

Vol.1 収録内容

(1) 世界で一番盛り上がる祭りは何祭り? ~鳥人祭り~(2007年4月15日O.A.)
舞台はメキシコの中部に位置する街パパントラ。地上35メートルの高さの鉄柱から、体に巻き付けたロープ1本で地上に舞い降りる「鳥人祭り」に宮川大輔が挑戦する。
(2) 世界一癒される場所ってどこ?(2007年5月6日O.A.)
ガイアナ協同共和国にある「カイエチュールの滝」に向かうのは手越祐也。滝壺を持つ滝の中で世界一の落差を持つこの滝は本当に癒やされる場所なのか? 体当たりで検証。
(3) 人喰いザメでワサビはおろせるの?(2007年5月6日O.A.)
ワサビをおろす道具「鮫皮おろし」をヒントに、人喰いザメの肌でワサビをおろせるかどうかを生きたサメで検証する。出川哲朗と女優・黒川智花がオーストラリアへ。
(4) 世界一暑い場所にいたら24時間でどれだけ痩せられるの?(2007年8月26日O.A.)
最高気温が60度に達するサハラ砂漠に24時間いたら、人はどれだけ痩せるのか。森三中の記念すべき初ロケ企画にして過酷な旅が展開される。
(5) 珍獣ハンター・イモトVSコモドドラゴン編(2007年11月18日、11月25日O.A.)
珍獣ハンター・イモトアヤコの伝説の幕開けとなった、インドネシアでのデビューエピソード。どう猛なコモドドラゴンから必死の形相で逃げるイモトの姿が爆笑を巻き起こす。

気持ちはアスリートですよね

──宮川さんの「鳥人祭り」はVol.1の1話目に選ばれています。まさに番組を代表する企画ですよね。

宮川 すごくうれしいです。

内村 あれが伝説の始まりですよね。宮川くん、日本中の人から「お祭り男」って言われるようになりましたから。すごいことですよ。毎回心配しながら見てるんですけど、宮川くんはこれをやっていることで体力が維持できてるんじゃないかなって。これやってなかったら、たるんだ体になってたと思います。

宮川 ほんとそうですね。あと、勝手に日本代表みたいな気持ちになるんです。「外国人に絶対負けるか!」って。そこもあるからドキドキがすごいんですね。

内村 気持ちはアスリートですよね。オリンピックとか世界選手権に行ってるようなもんですから。

──それぞれ気になる回は?

宮川大輔

宮川 「人食いザメでワサビはおろせるの?」は、やっぱり出川さんすごいなって思いました。森三中も出川さんのことを尊敬していて、大島なんか出川さんのキーホルダーつけてますからね。大先輩があれだけ体張ってやってたら、こっちも一生懸命やらんとなって思います。

内村 どの企画も面白いですけど、森三中がサハラ砂漠に行く企画は、まだ手探りな感じがあるんですよ。そういう初々しい森三中もぜひ見てもらいたいですね。

──イモトさんとコモドドラゴンの対決は、もはや伝説です。

内村 衝撃のデビュー作ですよ。イモトはこの番組から生まれたスターだよね。

宮川 そうですね。イモトがどんどん活躍していく姿を見て、寂しいなっていう気持ちもあるんですよ。どんどん遠くに行くなーって(笑)。

内村 あはははは(笑)。大化けです。彼女はもはやタレントではなく冒険家ですよね。我々も彼女の成功にビックリしてます。

内村光良、宮川大輔

右 / 内村光良(ウチムラテルヨシ)

1964年7月22日生まれ、熊本県出身。1985年に南原清隆とウッチャンナンチャンを結成。お笑い芸人としての活動を中心に、俳優や映画監督としても活躍。マセキ芸能社所属。

左 / 宮川大輔(ミヤガワダイスケ)

1972年9月16日生まれ、京都府出身。1991年に星田英利とチュパチャップスを結成。1999年に解散後、ピン芸人に。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。