11月21日(木)から23日(土)まで、大阪・なんばグランド花月にて、
寛平演じる主役の先っちょマンは、先端恐怖症で先っちょ星の落ちこぼれ。普段は心優しい“寛平おっちゃん”として地球に暮らしている。もともと「ちちんぷいぷい」(MBS)の中継コーナーで関西のさまざまな“先っちょ”に行き「アメマ」を叫ぶという寛平らしいキャラで人気を博していた。そこで、寛平が黒田にこのキャラについて相談したところ、黒田はすぐさま「先っちょマンの歌」を創作。さらに「子供に夢を与える話を作りたい」という寛平の意向を受けて今回の舞台が決まり、黒田は「先っちょマンであること、そして先端恐怖症であること。この2つしか聞いてなくて。今から話を作っていかないといけないので地獄の日々が始まりますが、そのぶん完成度の高いものをお見せできるように頑張りたいです」と意気込みを見せた。
寛平は「新喜劇に入ったのが43年前なんですが、その頃の僕は芝居も何もできなくて。でも、小学生たちがみんな僕のファンになってくれた」と子供たちに支えられてきたことを改めて感謝。「コンビでの座長時代を経てひとりになったときもずっと辛かったんですが、子供たちが観に来てくれて。僕の原点は子供なんです。だからもう一度、子供たちを楽しませてあげたい」と恩返しの気持ちを明かした。
共演者の菊地亜美は近所に住む女の子・アミ子ちゃん役で、「大先輩の皆さんと、地球を平和にしたいと思います」とやる気満々。先っちょ星の女王役の
ストーリーはヒーローの先っちょマンが悪の使者・先っちょ女王とその手下タケノコ男爵率いる悪の軍団と戦うヒーローコメディになっており、自らタケノコ男爵を演じる黒田は「子供たちに野菜を好きになってもらおうということで、怪人はすべて野菜関係のものにします」と、その理由を説明。また、寛平と鳥居の共演について2人の奔放な行動を心配し、「あまりふたりを絡ませない方向で考えています」と言うと、寛平も鳥居も「大丈夫です!」と言い返したが、「最近、無責任に大丈夫、大丈夫という大人が多すぎる」とビシッと言い聞かせた黒田だった。
そのほか出演者に、中川犬役の
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メッセ黒田脚本、鳥居ら出演、寛平の舞台「先っちょマン」 http://t.co/BD5m7TI4p8