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「全員で上がっていきたい」FKD48第6回公演裏側レポート

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昨日4月16日、東京・なかのZERO小ホールにて、イベントライブ「FKD48 6th LIVE~確信~ 第二回総選挙結果発表!」が開催。お笑いナタリーが、その裏側に密着した。

「FKD」とは2011年1月に結成された、アルコ&ピースオジンオズボーンかもめんたるキャン×キャン三拍子磁石タイムマシーン3号ダブルブッキングトップリード流れ星ななめ45°Hi-Hi風藤松原マシンガンズによる、“吹きだまり”ユニット。現在は各々さまざまな賞レースで活躍をみせテレビなどでも頭角を現している。

これまでこのメンバーならではのさまざまなユニットネタで観客を沸かせてきたが、今回の本公演は実に1年ぶり。毎回本公演前のトークライブでユニットネタの組み合わせなどが決められるが、3月1日のトークライブでは、三拍子・高倉が新ユニット・ふんど6を発表するという衝撃の展開に。この日は夕方からのリハーサルに先んじて12時に会場入りするという気合を見せた。

「女装の時代はもう終わりですから。男の時代だなと。これに合わせて僕はふんどしを買ってきましたから」と語った高倉。「マンションに店があるんですよ、完全予約制の。そこで1回全裸になって、着替えさせてもらって」と言うと、周囲の芸人たちから心配の目が。それをフォローするように永沢から「高倉は今回の本公演を中心になってやってくれたんです。僕がタイで遊んでたから」と信頼の言葉をかけられると、「僕が頑張ってるんですけど、ただ、全体的にふんど6を目立たせる構成にしてます」とニヤリ。続けて「ほんとに営業行こうと思ってるんで。目指せ世界」と野望を明かした。

ステージ上のふんど6初リハでは、まだ到着していなかった下池以外のメンバーが揃い、トップリード新妻が監修を買って出てチェック。「目線よりちょっと上見てみましょうか」「う大さんがちょっと遅れるのが気になる」「そこは笑顔で。あとは凛々しく」など指示を飛ばすと、磁石・佐々木から「なんで新妻が演出してんの!?」「なんかムカつく(笑)」とツッコまれていた。さらに新妻が「こんなのどうですか?」と提案するも、高倉は「下池さん覚えられないから無理」と断念。佐々木は「なんで入れたんだよ……」と苦笑していた。

そのほかのユニットも次々にリハーサルを開始。どのユニットも真剣そのものながら、ところどころに笑いの種が落ちており終始楽しそうな雰囲気だった。そんな中、全体の進行に目を光らせていたのがリーダーの磁石・永沢。本番前には「いよいよセンターが決まる日なんで、みんなドキドキしてると思うんですよ。独特ですよね、総選挙の緊張感というのは。そして選挙もありますけど、ユニットコントが売りなので、そのユニットコントをちゃんと成功させたいです。ミスのないように、グダグダにならないように頑張ります」と久々の本公演への意気込みを語っており、「時間ないぞー!」「練習はっ!?」と、常にメンバーたちの尻を叩いていた。

各自リハーサル後も、空いたスペースを見つけて練習したり打ち合わせしたりと本番直前まで大忙し。そんな中、お笑い芸人の勝負服・スーツでスタートするはずが、スーツを忘れたメンバーがいるという。永沢が飛んでいくと、そこには下池の姿が。忘れた理由を尋ねると「えーっと、……本公演スーツというのは、はい。朝までは持ってたんですけど、おかしいな……」としどろもどろの回答に、周囲の芸人たちは「面白いこと言え!」とヤジ。「いや、永沢に怒られると思うと、面白いこと浮かばない」とうなだれた。

すると隣の楽屋では、同じくマシンガンズ西堀がスーツを忘れ、永沢に怒られ中。「絶対連絡いってますよ」(永沢)、「メール来てないもん」(西堀)、「ケータイ貸してください」(西堀)、「……忘れた」(西堀)と押し問答を繰り広げていた。今回マシンガンズは本公演初舞台ということでなんとか許された西堀。「スーツ忘れて怒られてるでしょ、あと、初めてやる合同コントでタイムマシーン3号・山本が超怒ってくるんすよー。嫌っすよー」と終始いじけムードだった。

また、総選挙については、前回屈辱の下位3組となったキャン×キャン2人と下池が、FKDのTシャツを着て生放送に写り込むという罰ゲーム。今回の意気込みを聞いたところ、「自信はないです。地獄の2年間を過ごしたので、なんとか地獄から這い上がれたらいいな」と玉城は現実逃避、下池は「前回下から3位でしたけど結局今年も変わんないと思います」と楽観的な見方をしていた。

一方長浜は「去年は散々な思いをしました。ブルーシートの上はほんとに冷たい」と過去の屈辱を忘れられない様子。そのため「今年僕ほんとに沖縄県民に選挙活動頑張りました、沖縄の人にFKDって言ったらわかるくらいになってると思う」と気合を見せつつも、「ただ、沖縄の人は『投票するよ』って言ってやらない“なんくるないさー”精神もあるので心配。これで下位3位に入ってたら沖縄には帰りません! 鳥取に引っ越します!」と宣言した。

結果発表ではこのコメントがそのまま票数に反映され、玉城は下から3位、下池は最下位、長浜は16位と長浜が一抜け。終演後、下池と玉城はダブルブッキング黒田と3人で、罰ゲームの富士登山にため息をついていた。

一方、本公演初参加のマシンガンズ滝沢は「初なので、みんなでワイワイして楽しかったです」とコメント。選挙で30位から6位となったオジンオズボーン高松は「やりましたよ! やっぱり僕のうしろにはゆずっこのみんながいるんですよ! 投票してくれた方、ほんとにありがとうございました。めっちゃ嬉しいです!」と語るなど、3人以外は全員楽しそうな表情をしていた。

毎回モノマネネタで沸す和賀は、今回のワガルデンボンバーに「やりたくないですけど……今回は出来上がりが今までで一番良かったです(笑)」と苦笑。加えて「あのね、お笑いナタリーに書いていただけるのはありがたいですよ、ただ、そんなに手応えがない……。まあ一目見たいと言っていただけるのは嬉しいですけどね」というコメントも。

和賀枠に巻き込まれ「ささいろクローバーZ」をやりきった佐々木は「あ、33歳になったなって、年齢を感じましたね。今だにハアハア言ってます。結構練習しましたね、家で嫁に見てもらって。『下手くそ』ってダメ出しをされながら」と感想。選挙については順位は落ちたものの投票数はさほど変わらず、「今回も400票以上また入れていただきましたが、果たしてその中にかわいい子が何人いるのか」とネタ同様ブスに厳しいコメントを残した。

そして一同が解散し始めた頃、外にアルコ&ピース・平子の姿が。仕事終わりで駆け付けたもののライブは終了しており、メンバーたちに囲まれ泣きそうな表情。総選挙の結果が2位と聞いても、「現場にいない人間が何位になったって……遅れて来たんだから……」と悔やんだ。そんな平子を周囲が励ましつつコメントをお願いすると、「2位になったということは非常にありがたいことですが、数字云々じゃなく、それだけ多くのみなさんの笑顔を生み出すことができたらなと思ってます」と神妙な顔つき。「今はまだ僕そこには至ってないと思います。これから得票数に僕が追い付けるように頑張って行きますので、皆様のバックアップをお願いします」と謙虚に回答した。運営のK-PROによると、次回公演は年内を予定。決まり次第K-PROオフィシャルサイト内のFKD48ページにて発表されるのでお楽しみに。

FKD48センター兼リーダー 磁石・永沢総括

2年前と違って「THE MANZAI」だったり「キングオブコント」だったり、みんな決勝に行くようになって、そこで躍進したオジンオズボーンとかアルコ&ピースに、やっぱり結果がそのままついてきましたね。普段コンビで頑張ってる分が票数につながってて。下池とか玉城とか黒田さんとか、頑張ってないメンバーはやっぱり下に行くなと。普段から努力しない、ネタ作らない人は下に行くんです。もっともっと頑張って、全員で上がっていきたい。今回僕はタイに行ってた分ユニットコントをちゃんと作れなかったので、次回公演ではもっともっと面白いコントを作りたいです。

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