「パッチギ!」鑑賞イベントでケンコバ、ブラマヨらが合唱

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昨日3月27日、「第5回沖縄国際映画祭」桜坂劇場にて、特別上映 桜坂映画大学「青春科 ケンコバが語る!男の美学パッチギ!生オーディオコメンタリー ゲストトーク」が開催された。

「第5回沖縄国際映画祭」にて、特別上映 桜坂映画大学「青春科 ケンコバが語る!男の美学パッチギ!生オーディオコメンタリー ゲストトーク」に登場したレイザーラモンRG、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ、ハリセンボン。

「第5回沖縄国際映画祭」にて、特別上映 桜坂映画大学「青春科 ケンコバが語る!男の美学パッチギ!生オーディオコメンタリー ゲストトーク」に登場したレイザーラモンRG、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ、ハリセンボン。

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「パッチギ!」は2005年公開の井筒和幸監督作品。塩谷瞬、沢尻エリカ、オダギリジョー、高岡蒼佑、小出恵介、波岡一喜、真木よう子ら、今旬な俳優たちが多数出演している。この日のゲストには、ブラックマヨネーズレイザーラモンRG、ハリセンボンが登場。そして同映画にも出演しているケンドーコバヤシは飛行機の都合で遅れるとのことだった。

ブラマヨ吉田は「吉田ゴーヤです。もしくはさとうにきびです」と沖縄とブツブツを掛け合わせて自己紹介。RGはおなじみとなった「長男が生まれました市川AB蔵です」と挨拶すると、ブラマヨ小杉から「海老蔵さんに怒られるということはないの?」と質問され、「近い将来あるかもしれない」と不安をにじませた。ハリセンボンは自己紹介のあと、ブラマヨから「ViViとか読んでる」と楽屋の様子を明かされ、観客から「えー!」と思わぬ非難を受けるハメに。春菜は「自由だろ! 金払ってんだから!」と、「パッチギ!」ばりの怒声を飛ばしていた。

さらに吉田から、「なんでデブ系は同じTシャツ着てるの?」と、小杉と春菜だけピンクのTシャツを着ていることを指摘されると、小杉は「デブ系って言うな! わがままボディ系や!」と反論。しかし加えて「紅イモに寄ってるの?」といじられてしまった。

ゲストたちが客席に移動し映画が始まると、初めて桜坂映画大学に参加する小杉が「ほんまに映画中に喋っていいの?」と何度も動揺。一方はるかは「私、今メガネかけました」と見えない観客のために報告するなど、さまざまな芸人たちの言動に観客からクスクス笑いが。映画は、切ない恋と熱い友情、そして激しいリアルファイトと爽やかな感動が交錯する青春ストーリーとなっており、塩谷と小出が登場すると、吉田から「小杉も昔三股かけてて」とプチ情報が入り、「今言わんでええねん!!」と今度は小杉の怒号が飛んだ。

上映中ふざけまくる吉田とRGへのツッコミに忙しい様子の小杉。しかし途中吉田が突然小杉に「お前今『スクールウォーズ』のこと考えてたやろ」と言われると、「なんでわかったん!」と、ビックリしすぎてツッコミを忘れる場面も。仲の良い2人にRGとハリセンボンは「すごい(笑)」と思わず笑ってしまっていた。

吉田はその後も劇中に鳴っている電話に「もしもし」と先に出たり、男前ばかりの出演に「誰に感情移入したらええねん」とふてくされたり、男気のあるアンソン(高岡蒼佑)を見て「俺のことケンカ弱いアンソンやと思ってくれ」「どうかしてるゼ」と言いだしたり、このイベントの趣旨通り、家で映画を観ているような感覚。そのぼやきから始まるツッコミやトークに観客も終始爆笑していた。

すると突然「まだこのシーン撮ったとき寒かった」という声が。ようやく登場したケンコバに「わー!」「小林さん!」とみんな喜んだが、カレーカップヌードルを持って入ってきたコバヤシに、「うわ! めっちゃカレーの匂いする!」「映画館で音するもの食べたらあかんやろ!」と嫌な顔をされてしまった。

さらに映画はすでに後半で「俺もう出てけえへんやん!」とケンコバはガッカリ。しかし、「こいつらみんないい奴でね。俺の下ネタで笑ってくれて」と不良仲間役のエピソードを語ったり、「このシーン、実はこういうストーリーの予定じゃなかった」と貴重な裏話も。しかし、吉田同様、「このトラック運転してたの俺です」「カップ麺食べ終わりました」など、すぐにボケたがり、緊迫のシーンで出てきた「しじみ」という言葉に「俺しじみ食べられへんから」と言い出した吉田と2人で、「沖縄ではどんな貝がおすすめですか?」などと、貝談義に発展。さらにはRGも加わりワールドカップの話をし始め、「ここはめっちゃいいシーンやから黙っとけ!」と小杉に怒られたが、ヨルダンのせいにしていた。

そこからエンディングまでは感動のシーンが続くもボケは止まらず、春菜までもが真木のグッとくるセリフに「負けたー!」とボケるなど、小杉は観客の気持ちを心配。結局挿入歌でケンコバが「よしみんなで歌おう!」と言いだし歌っているうちに映画が終了。小杉の「終わったー!」とう嘆きの声が響いたが観客は爆笑だった。

エンディングトークでは、ケンコバが井筒監督とのプレミアムな秘話を告白。井筒監督にしてやられたという、監督こだわりのケンカシーン撮影方法に、全員ビックリするとともに、ケンコバのビビりぶりも笑いを誘った。おまけに、オーディションの際にケンコバの前に受けていたたむらけんじが、本気で俳優を目指していた様子を明かし、全員大笑い。大いに盛り上がった上映会となった。

本日3月28日16時50分からは、小泉今日子を特別講師に迎え「空中庭園」の生オーディオコメンタリーを開催。藤井隆、バッファロー吾郎、小籔千豊、レイザーラモンRG、椿鬼奴、友近、とくこが登場する。詳しくはオフィシャルサイトにて確認を。

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