本日3月25日、「第5回沖縄国際映画祭」開催中の桜坂劇場にて、映画「げんげ」の舞台挨拶が行われ、出演者の
映画の舞台は富山県魚津市で、主演は
撮影中のエピソードとして、あまり芝居経験のない吉田は「撮り直すとき、周りがテンション下がるのやめてほしい」と言いだし、「塚っちゃんはそのへん堂々としてましたね。僕は下がってしまうんです」と戸惑ったそう。加えて後輩の川島の演技に驚いた様子で「芝居初めて見たけど、こいつすごくないですか?」と監督に向かって川島を褒めると、監督も絶賛。川島自身は「いや、誰も何も教えてくれないんですよ」と言うと、吉田は「じゃあ自分で考えたん? 俺、あの役は鹿賀丈史さんにオファーしてNGやったからその代理なのかと思ったら」と自分の演技に自信がないようで、「僕なんて実働30分くらいですよ」と裏話をしはじめ、会場を爆笑させたものの、「それ言っちゃダメですよ(笑)」と監督を焦らせていた。
共演者の塚地の演技についても吉田は絶賛。「俺がセリフ言っても全然笑わへん。役になりきってんねん」と、あたりまえのことに不満を言い始めた。またヒロインの山田優に関しては、監督が「天然でかわいい。山田親太朗くんのお姉さんっていうのがよくわかった(笑)」と語り、吉田は「怒るシーン良かったですよね。小栗旬さんもいつかこういう目に遭うのかなって」と想像し、川島から「ないですよ!」とツッコまれた。
そして、タイトルの「げんげ」には、「幻の魚」と「下の下」という意味があるというこで、3人の「下の下の瞬間=どん底」なエピソードを聞くことに。すると吉田は川島に「お前あれやんな? 別れた。あれは見てて辛いなって思った。なぐさめの歌を歌ってあげたいけど、あの人の曲やし」とイジりまくり。川島は「そんなにどん底ではない(笑)!」と吉田を止めながらも、エピソードは「それ関係の話なんですけど」と苦笑。「使ってるペットホテルを元彼女も使っていて。店のブログでペット同士が仲良くしている写真がアップされてるんですけど、タイトルが『ペットは仲良し』って(笑)。完全にイジられてる」と凹んだ話を明かした。
吉田は「昔、借金が100万くらいあったときに、首の後ろにはっさくくらいのできものができて。借金とできもので首が回らなくなった」と上手い話を披露。しかしさらなる続きがあり、「それを医者に行って切ったら、膿が出て、それを見た看護婦が『やだ!』って。それが人生最悪のとき」と思い返していた。
監督が伝えたかったこととして「映画が大好きな人が作ったんだなってわかってもらえれば。いろんな監督の手法を真似してるので(笑)。わかる人にはわかると思います」とメッセージ。また、映画には魚津市の人たちが1000人以上雪の中にもかかわらず協力してくれたと感謝した。吉田も川島も「あったかい人たちでしたね」と魚津について語ると、吉田は「方言が結構大変で。一瞬チャレンジしようとしたんですが、諦めてしまいました。すみません」と謝罪。最後に「あったかい作品です。ぜひみなさん広めてください」と伝え、川島も同じく「あったかい現場であったかいお客さんで関わる人があったかい。いろいろ言いたいことがあるんですが、言いたいのは……麒麟です」とネタを繰り出し観客を喜ばせた。
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