本日1月25日、DVDメーカー・コンテンツリーグのベスト盤DVD「渾身!~My Best 漫才~」「渾身!~My Best コント~」の2枚が同時リリースされた。
これは、これまでにコンテンツリーグで発売されてきたDVD作品から芸人が自ら選んだ渾身のネタだけを収録したDVD。それぞれ20本ずつ収録されており、ネタの前には本人たちの撮り下ろしコメントもついている。
今回この発売を記念して、
かもめんたる コント「妖精」(「笑魂・ネズミと亀」より)
岩崎:僕らの世界観が一番出てるのがあのコントなんじゃないかなと、今現在の。単独ライブの時に作ったネタなんですが、いろんなバリエーションを作る中で、オーソドックスなネタと少し違うものを作ろうとして、意外と相方の良さも僕の良さも出てて。なのでその後は「妖精」っぽいものを作るようになりました。
槙尾:僕が妖精のキャラやりたいって言ったらすぐ作ってくれたんですよ。そうですよね?
岩崎:いや違うね。
槙尾:えー、じゃあ違うんですけど、僕は自由でかわいこぶってるキャラでやりたかったんです。
岩崎:実際はもっと正当派な妖精をやりたかったんだと思うんですよ。でもそれを言ってきたとき「気持ちわりい」って思いました(笑)。
槙尾:自分は本当にかわいいと思ってやってます。でもそこから「バンパイヤ」とかできていきました。
岩崎:「バンパイヤ」はよくウケますし好きです。出来のいい子はかわいいですよね。
槙尾:DVD「ネズミと亀」に入ってる黒澤明監督のキャラがあるんですが、彼も忘れてはいけないですね。最近登板機会がないですが(笑)。「妖精」も先輩方から褒めていただける渾身の1本ですが、いろんなパターンのネタがあるので、ぜひどちらのDVDも見ていただきたいです。
岩崎:「妖精」を気に入っていただければ、かもめんたるの世界観も気に入っていただけるかなと。「ネズミと亀」には「アキラくん」というもう1つディープなかもめんたるワールドを楽しめる作品もあるので、楽しんでいただければと思います。
ザ・ゴールデンゴールデン コント「上京」(「笑魂シリーズ・GOLDEN A GO! GO!」より)
きたざわ:「上京」は結構初期の段階で作ったネタですね。
吉勝:それまでは何を勘違いしてたのかオシャレなコントを作ってました。
きたざわ:THE GEESEみたいな。
吉勝:設定が面白ければって。なので、「上京」で、「あ、こういうことをしなきゃダメなんだな」と。特徴を活かすというか、ハンサムがいてブサイクがいて……じゃあ僕はなんなんだってなりますけど、それはおいおい。でも「女子高生」のネタでは僕もボケをやっててそこでは幅が広がりましたね。僕が社長役のネタは一番いい形ですし、僕がおいしいのもあって好きです。
きたざわ:吉勝がおいしくないときのネタを渡したときには、顔においしくないって書いてある。
吉勝:横でおいしいとこだけ持ってって何にも考えてない山崎が普通にやってウケると「なんだこいつ死んじゃえばいいのに。なんでこいつギャラ3割持ってくんだ」って思ってます。
きたざわ:(笑)。これ冗談風ですけど、マジです。
吉勝:今日もまったく喋ってないですよね!
山崎:でも来ます(笑)! 社長のネタもルーツは「上京」にあるんじゃないかなと。やってテンポは遅いんですけど、ちゃんと笑いもとれてやってるこっちも気持ちいいですね。
きたざわ:ルーツはそこにないです。
吉勝:お門違いです。
きたざわ:「上京」を気に入っていただけたら、僕らの地元のブックオフにDVD「GOLDEN A GO! GO!」が、棚がガタガタしないように置かれてると思うんで、ぜひ「それください」なんて言ってみてはいかがでしょうか。
吉勝:僕らに興味を持っていただけたら、たばこ屋さんですか? これ売ってるの。あ、CDショップ、じゃあCDショップで手にしてまた戻していただければ。
山崎:いろいろ言いましたけど、僕ら……
吉勝:きたざわ、今日ネタ合わせする?
山崎:ウソだろ、ウソだろ? 喋ってるから。……とにかく買ってください!
さらば青春の光 コント「マジック」(「なにわナンバー」より)
森田:なんで「マジック」にしたんでしたっけ(笑)?
東口:たぶん本人たちは気に入ってるんです。でもなかなかウケない。
森田:ウケないんですよね。このネタ、実は。
東口:ムラがあるというか。
森田:そうですね。結構周りの人とかは「あのネタいいよね」って言ってくれるんですけど、ウケないんで。客前でウケないならじゃあDVDで、みたいな。DVDで笑うタイプの笑いってあるんちゃうかなって。
東口:1回テレビでやってるんですけどね。
森田:賞レースも獲らせていただいてますしね。いいネタやと思うんですけど、まーウケへんな。
東口:ウケないんですけど、DVDに入ってるのはお客さんがよう笑ってくれてます。
森田:まぁまぁね。
東口:だから恥かかんかなと。
森田:あれはいいですよ。サクラのように笑ってくれてます。
東口:サクラって(笑)。
森田:ほんとに笑ってください、ウソでも笑ってください、ほんとに。いいネタやと思います。
東口:驚かないで笑っていただけたらと思います。ちょっとビックリするかもしれませんが。
森田:そうですね、ほんまにマジックやってるんで、ぜひともお願いします。
ニッチェ コント「子役オーディション」、漫才「女友達のなぐさめ方」(「こんぺいとう」より)
江上:漫才のほうは初期の頃に作った漫才でして。女性の方に見ていただきたいですね。
近藤:そうですね。
江上:これはもう、絶対一度は女の人が思う感情で成り立ってると思うんです、あのネタは。
近藤:女の人がよく笑ってくれますしね。
江上:私たちは常にこういうことを考えてますって紹介的な漫才です。
近藤:フラットな気持ちで見ていただけるとありがたいですね。コントのほうは、このネタで「NHK新人演芸大賞」演芸部門大賞を獲らせていただいたり、自分たちでもやってて楽しくて、ニッチェの良さが出てるネタだなと思います。
江上:やっぱりこの演技力? 女優を目指していた2人ですので、その部分の演技力を見ていただきたいネタです。
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