今回の脚本を手がけたしずるKAƵMAは「『店を出す』って、その人にとっては人生が変わるくらいのすごいことだけど、周りからしたらそれほど大きな出来事ではない。その差に面白味を感じて書いた物語です。台本を渡したら、メンバーがすぐに(キャラを)乗りこなしていてビックリしました。無理だと思ったんですけど(笑)」とコメント。演出担当の中村は「今作は、大人ならではの“腹の内を全部見せないやり取り”や揉め合いを表現するのが大切。これまでの演技の出力が10メモリだとしたら、今回は20メモリくらいに増やしてもらった感じ。とにかく細かくやりました」と話していた。
しずる村上は自身の役柄について「すごく好きなキャラクターなんですけど、『このキャラをやるならもっと身長が欲しかったな』『なんでこんなに小さい奴がやってるんだ』という悔しさもあります。でも演じる上では、この小ささだからこそ滲み出るクセや気持ち悪さを楽しんでいます」と話す。また役作りのために赤坂見附のQBハウスで刈り上げたというツーブロックも披露。そして「10時開店なんですけど、10時2分に行ったら満席でした。QBハウスをあまり舐めないほうがいい」というアドバイスも送った。
ライス田所は稽古中のことを振り返り、「2回くらい体を壊したけど、その割にはパーフェクトな仕上がり。何度も無理かもしれないと思ったけど奇跡の回復。今まで以上の力が出せましたね」と胸を張るが、一同から「ハードルが下がってるだけだろ」と指摘される。ライス関町にいたっては「ゲネでもだいぶ調子が悪かった」と語り、周囲からは「間に合ってねえじゃねえかよ」「仕上がってねえのかよ」「ふざけんなよ?」「恥ずかしいことだぞ」とガヤが飛んだ。
サルゴリラ赤羽は「ゲネプロは通常の公演に比べて観客が少ないから笑いづらそうな雰囲気でしたけど、それで大丈夫。僕だってゲネを観る側だったら笑わないほう。ゲネからウケちゃうとおかしくなっちゃう。初回公演がちゃんとウケるのは関係者の皆様のおかげです。いつもありがとうございます」と不思議な感想を述べる。サルゴリラ児玉は「今回は初めての2週間公演。メトロンズをもっと大きくしていきたいので、初日からどんどん口コミで広まってほしいし、配信も伸びてほしい」と期待した。
田所仁(ライス) @tadokorojin
メトロンズに懸ける想いが病魔を駆逐しました。元気に絶賛本番中。
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