「ジョンソン」メンバー集合「全員面白い奴ら」リリーの体感視聴率100％

「ジョンソン」（TBS系）の囲み取材が東京・TBSで先日行われ、かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークの4組が出席した。この日も収録に臨んだ彼らは番組への意気込みを述べたほか、10月23日（月）に初回2時間SPとしてオンエアされる「ジョンソン芸人大運動会2023」などについてボケツッコミを大いに交えつつ見どころを語った。

同じTBS系で放送された「リンカーン」の後継番組と謳われる「ジョンソン」初回について、かまいたち濱家は「『リンカーン』の看板コーナーでもあった芸人大運動会。お手並み拝見という方も多いと思うが、観てもらったら『ジョンソン』ならではの面白さも十分あるなとわかってもらえる」と胸を張る。モグライダー芝は「『リンカーン』の運動会はテレビで観ていただけなので、探りながら。盛り上がったけど、（オンエアに）使えるところがあるのかな？と一抹の不安がある。どう仕上がって放送されるのかという楽しみもあります」と率直な心境を明かす。濱家が言うには初回のキーワードは“エルフはるのヒルクライム”とのことで、芝も「そこが初回のピーク」と太鼓判。見取り図・盛山は「初回で演者もスタッフの皆さんも気合が入っている。何人かの外国人が相撲をとっています。顔面どつきあえ！みたいな野次も飛んでます」と収録を振り返り、見取り図リリーは「『リンカーン』でも着ていたユニフォームをニューヨーク嶋佐が着ていたら、ほぼ松本さんに見える」と金髪の嶋佐に「リンカーン」の松本人志を重ねた。

ダウンタウンが務めた大運動会の両軍リーダーをかまいたちが任されている。濱家は「僕に浜田さんを見たり、山内さんに松本さんを見たりしないでほしい。ハードルが上がるので。芸歴的にも年長でプレッシャーはありつつも楽しくやりました」と述べるが、かまいたち山内は「僕は松ちゃんになりきった！」と断言。ただしこれは松本人志ではなく松木安太郎のことを言っているボケだとすぐに判明する。モグライダーともしげは「僕はウドさんと天野くんをあわせた1人キャイ～ンかもしれません」、芝も「我々だけキャイ～ンさんすぎる」と自己分析するが、ともしげは「僕たちがダウンタウンさんになるかもしれません」との見解も示した。なお濱家は「三村さんの“通風枠”だけは引き継ぎます」とのこと。

「ジョンソン」に対するほかの芸人の反応を聞かれると、ともしげは「インスタントジョンソンさんが『ジョンソン』に出してよ！おつかれちゃーん！って言ってました」、芝は「『リンカーン』のちょい下の世代の先輩は気にしていて、東京03の飯塚さんは会うたびに言ってくれる」と報告。濱家は「初回収録のちょいあとに、松本さんに『濱家、ジョンソンどうや？』と聞かれて、ちょっと気にかけていただいてるという喜びはありました」と語った。ほかに盛山はナインティナイン岡村が気にかけてくれ、ニューヨーク屋敷はGLAYのTAKUROから祝われたという。

収録を通してともしげに対する各メンバーの印象も変わった様子。屋敷は「運動能力が高いし、力強いし、意外と正義感が強い。主人公みたいなタイプなんかな」と驚き、濱家は「ともしげにしか出せないお笑いがある。意外と回したりしたいんやなと。運動会の中でアクションが何か起こるたびに（合図として）俺の背中を押してきた」と、ともしげの“裏回し”を告げる。これにともしげ本人は「起爆剤になれれば」と語り、芝も「俺の知っているともしげが、いい部分も悪い部分も『ジョンソン』では出やすいかもね」とフォローした。またチームワークに関しても濱家が「芝が同期だけど絡んだことなかった。頭をバーンって叩いてきたり、邪険に扱ってくれる人がいて助かる」と感謝すると、芝は「逆もある。吉本以外の事務所の芸人と仕事することが今まで多かったので『芝さん、芝さん』って（先輩として扱われて）、MCばっかり。『ジョンソン』ではプロレス技をかけられたりするのが楽しい。いつもの仕事よりキャッキャしてたりするかも」と喜ぶ。そのほか山内が「嶋佐の話が長いのがイメージと違った」と明かし、最後にリリーが仲のいい濱家について「常に強気なんかなと思ったら、『ジョンソン』始まったら急激にハゲた」などと密告し、濱家を憤らせていた。

「ジョンソン」メンバーの挨拶

かまいたち濱家：この4組で番組をやらせてもらうって聞いたときに、「リンカーン」の後継番組という大看板なのでプレッシャーはありましたが、いざ集まってやったら牽制することもなくスルッとうまい感じに収録できてます。そのへんを楽しんでください。

かまいたち山内：それぞれがレギュラー番組を多数抱えている。我々が16本かな？ それくらいすごいメンバーが集まった番組。全員面白い奴らばっかりなので非常に楽しみです。

モグライダー芝：ここのメンバーに僕らを入れてもらうのが、いわゆるサプライズ選出。期待の声もかけていただいてるので、期待に応えられるように仕事できたらと。がんばります。

モグライダーともしげ：僕たちだけマセキ芸能社所属。先輩の出川哲朗さんにも「がんばれよ」と言われています。伝説のテレビ番組を作りたいと思います。

見取り図リリー：僕たちの芸人生活で間違いなく一番のビッグビジネス。この収録を何回かやってみんな自然な感じで楽しくできてるんで、体感視聴率100％！ 全員が観ると思います。期待してください。

見取り図・盛山：最初お聞きしたときは「リンカーン」の後継番組ということで緊張と不安が多かったけど、いざ始まったらこのメンバーで3年目、くらいの仲の良さ。これからも楽しくやらせていただきたいし、こんな日がずっと続けばいいなと思います。

ニューヨーク嶋佐：僕らは芸歴的には一番下。近い世代でこういう大きい番組をするのは楽しみ。ゆくゆくはもっと大きくなって「24時間テレビ」のサポーターとかやれるくらいになりたい。（ほかの3組から「局が違う」「TBSでやっていこう」との声）

ニューヨーク屋敷：頼りになるお兄ちゃんばっかりなので、僕らは弟として“かわいい担当”じゃないですけど、右も左もわからないので、正直肩の力が抜けて楽しくやれてます。不安要素のないメンバー。皆さんに付いていったら間違いない。そこまで責任感を感じずにやれているのが居心地がいいです。（ほかの3組から「弟感を出すな」との声）