チャリティライブ「笑顔の力」会見に名倉、03、狩野ら7組

昨日8月4日、東京・渋谷C.C.Lemonホールにて「東日本大震災チャリティーイベント コンテンツリーグライブ 笑顔の力」が開催された。

このライブは、お笑いDVDメーカー・コンテンツリーグが東日本大震災の被災者に「笑顔の力」を届けるべく開催。チャリティの主旨に賛同したワタナベエンターテインメント、タイタン、プロダクション人力舎、マセキ芸能社、サンミュージックプロダクション、太田プロダクション、松竹芸能といった芸能事務所に所属する芸人41組が、被災地を支援すべく結集した。

夜公演を目前に控えて行われた取材会には、当ライブでMCを務めたネプチューン名倉をはじめ、TKO、アンガールズ、カンニング竹山、狩野英孝、東京03、おかもとまりの7組が出席。名倉が「みんなで笑いを届けながらチャリティができれば、と集まった」とライブの主旨を説明し、続けて1組ずつコメントを述べていった。

おかもとはコンテンツリーグについて「『ババ抜き』のようにDVDを引いて、どれを見ても面白い」と独特のセンスで発言。東京03飯塚は「こういう機会をいただいたので、僕らのちょっとした力かも知れませんが、それで笑顔を取り戻してもらえたら」と語り、東京03角田も間髪入れず「ウケたいですね！ スベらないようにしたい！」と切実に語った。

竹山は周囲の芸人を見渡し「世代も一緒で昔を思い出す。よくみんなで地方に行ったりもしたので……」と懐かしげな様子。TKO木本は「みんなで集まって大きなイベントができるのは励みになる。定期的にやっていけたら」と意気込みを見せ、TKO木下も所属事務所の垣根を越えたライブについて「（全体で）1つのお笑い事務所みたいにできてるのが面白い」と述べた。

アンガールズ田中は「僕らには“気持ち悪い芸”しかないけど、どんどん参加していきたい」と自虐的に発言し、会見では持ちネタ「カニ」を披露する場面も。出身地が宮城の狩野は「復興に向けてがんばっている地元の力になりたい、と宮城の小学校に慰問に行ったところ、小学生に砂をかけられた（笑）」と狩野らしいエピソードで笑いを誘い、名倉に「それでも力になれたんやから！」と励まされていた。

名倉は「平日の昼にも関わらず、たくさんのお客さんが来てくれて盛り上がった。ただ、狩野のネタだけ盛り上がらなかった（笑）」と狩野いじりが楽しい様子。立て続けに「昼の部は“狩野の復興”に向けた練習だった。夜の部が本番」と語ったものの、狩野は「夜の部は参加できないんです……」と無念さを滲ませていた。