チョコプラ長田とパンサー向井が東京藝術大学のバラエティでMC

明日6月3日（土）に「藝大よ、地球を救え。」（フジテレビ）と題した番組が放送され、チョコレートプラネット長田とパンサー向井がMCとして出演する。これは東京藝術大学客員教授のさだまさしと、東京藝術大学教授の箭内道彦が発案した「芸術家×ビジネス」がテーマのバラエティ。アートの力を必要としている企業と東京藝大生をマッチングさせて「アートの力で世の中を変えていこう！」という特別授業が開講する。

番組では企業から依頼されたテーマについて、それぞれ2～3人の藝大生が自分の作品イメージをプレゼンして競い合う。登場する企業は、温泉、保育園、クリーニング店など。企業側は最も気に入った藝大生を1人だけ選び、実際に作品を作ってもらう。またさだまさしからは、みそかつ専門店「矢場とん」の社歌を作ってほしいという依頼も。企業が求めるものを藝大生たちはいかにアート作品として昇華させるのか。そして誰のどんな作品が選ばれるのか。

出演者 コメント

チョコレートプラネット長田：（嵯峨美術短期大学で）一回美術を学んだことをある身としては、やっぱり東京藝大っていうのは憧れの学校だったので、そこと仕事ができてすごい感動でしたね。やっぱり藝大ってすごいなと思いました！ もう一回藝大目指そうかな……。

パンサー向井：我々お笑いという仕事もいざという時に必要なのかな？って思ったりもするんですけど、今日の収録で“一見無駄に思えるもの”が何かを豊かにしたり、いろんなことにつながって、いろんなものが生まれるんだなって感じて、この番組を通じて自分の仕事に少し誇りを持てるようになりました。素敵な番組に参加できてうれしかったです。

さだまさし：藝大と社会をつなぐっていう一つの目的をもって企画させていただいたんですけど、こんなに具体的になってくると、アートっていうのは我々の日常生活の中にこんなに溶け込めるんだなということ、ほんのちょっとしたヒントでこんなに楽しくなるんだなというさまざまな勉強をしました。楽しかったです。「矢場とん」の社歌は僕の最新曲になりました。

箭内道彦：アートは人を幸せにしなきゃいけないし、人を幸せにするものはアートだし、「矢場とん」でとんかつ揚げている人もアートだとそういう風に思います。アートっていうものに勝手に人々が抱いていた距離とか敷居とかが取り払われて、アートが本当にみんなものになったらいいなと、そのきっかけになる番組に公開授業、実技課題になったんじゃないかと思いますね。