サラリーマン芸人の大喜利回答が「SPA!」に掲載決定

昨日6月12日渋谷・ヨシモト∞ホールにて「市民芸人発掘プロジェクト『芸人2』問5結果発表 無料イベント」が開催された。

このプロジェクトでは、特設サイト上にてあらかじめ大喜利の投稿を募集。面白い回答をした人たちが「芸人2」に認定され、主にデジタル分野でプロの芸人として活躍していく。

問5のお題は「SPA!をめくったら爆笑。どんなページ」。このお題に対する最優秀回答は6月28日発売の「SPA!」に実際に掲載される。イベントにはMCにチーモンチョーチュウ、ゲストに麒麟が登場。さらに審査員として登場した「SPA!」の渡部超編集長は「テレビではできない野趣あふれる危険なネタがあればいいなと」と期待を寄せた。

最初に出てきたのは「SPA!は出版界のオモロー山下を目指します」という回答。その回答に寄せられた「採用・不採用」を問うアンケートでは不採用が85％という結果となり、麒麟・川島は「山下さんの不信任投票じゃないですよね？」と不安な顔を見せた。一方アジアン隅田の顔と、マッチ棒3本のイラストとともに「三本足して美人にしてください」という回答には会場も大爆笑。アンケートも90％採用という高評価だった。

その後も趣向を凝らした回答が続々登場。中でも隅田、130R・ほんこん、千原せいじをモチーフにした回答が続きインパクトの大きさを改めて再認識させられた。

渡部編集長と麒麟が審査に入っている間、会場では芸人たちから寄せられた回答を披露。野性爆弾・川島の奇抜なイラスト回答に、チーモン菊地は「怖い怖い怖い」とおののき、会場からも悲鳴があがった。

そして最優秀賞には29歳男性のサラリーマン芸人目黒ックのサバンナ八木を使った「ページの無駄使い」が決定。渡部は「ページを雑に作ってみたいという欲求に駆られるけど、こんなページは今まで見たことがない」と採用の理由を述べ、川島も「八木さんの愛嬌をふんだんに使った作品ですよね」と作品の出来を褒め称えた。

次回のお題は「もらってもうれしくないポケットティッシュ。なんて書いてある？」。採用された回答は、実際にポケットティッシュ化して配布されるので、芸人2になりたい人はぜひ応募してみよう。