初日は仁鶴、鶴瓶らが祝福、涙あり笑いありの西川劇団開幕

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本日12月10日、大阪・新歌舞伎座にて「新歌舞伎座 新会場記念 西川きよし劇団旗揚げ公演『おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目』」の初日公演が行われた。

舞台「新歌舞伎座 新会場記念 西川きよし劇団旗揚げ公演『おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目』」初日を迎えた西川きよし劇団。会見には、西川きよし、西川ヘレン、西川忠志、西川かの子、神野美伽(特別出演)、淡島千景(特別出演)美木良介、ランディーズが出席した。

舞台「新歌舞伎座 新会場記念 西川きよし劇団旗揚げ公演『おとうちゃんのコロッケ キッチン・ナカニシ三代目』」初日を迎えた西川きよし劇団。会見には、西川きよし、西川ヘレン、西川忠志、西川かの子、神野美伽(特別出演)、淡島千景(特別出演)美木良介、ランディーズが出席した。

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西川きよし劇団は、2012年に吉本興業が創立100周年を迎えることを記念して結成されたもの。座長は西川きよし、劇団員は妻の西川ヘレン、長男の西川忠志、長女の西川かの子らとなっており、西川夫妻の舞台共演は実に44年ぶりとなる。

舞台の第1部は、バラエティショー「素人名人会 新歌舞伎座スペシャル」。これは、47年間にわたって放送され、うち西川きよしが30年以上司会を務めた伝説の番組「素人名人会」を再現したものだ。司会はもちろん西川きよし、バンドはごもくめし、演歌歌手の神野美伽を審査委員長に、吉本新喜劇の末成由美、ゲストの笑福亭仁鶴が審査を務めた。参加者は、かつて名人賞を獲ったことがあるという女性や、会場から元気よく飛び入りで舞台に立った男性など。いずれの参加者も秀でた一芸で審査員をうならせ、懐かしい名人賞の鐘の音が会場中に鳴り響いた。最後はスペシャルゲストの笑福亭鶴瓶が、自ら買ったというアフロのカツラとつなぎの衣装で登場。西川ヘレンと「銀座の恋の物語」をデュエットするという貴重な共演を見せた。

第2部の芝居は、大阪万博に沸く1969年の大阪を舞台にしたストーリー。上町で3代続く洋食屋「キッチン・ナカニシ」を営む中西清一郎(西川きよし)は、店を大事に思いながらも、フランス料理店を営む弟(美木良介)や、そこで働く自分の息子(西川忠志)に煮え切らない思いを抱えている。嫁姑問題(神野美伽、淡島千景)や娘(西川かの子)の留学話などにも頭を悩ませる中、ある話が清一郎のもとに舞い込む。

芝居の中にはあちらこちらに笑いや歌が散りばめられており、共演者陣の息もピッタリ。笑いの絶えなかった会場も、エンディングでは感動に涙する人たちの姿が見られ、大きな拍手の中、幕が閉じた。また、最後には出演者全員による華やかなグランドフィナーレもあり、舞台から客席へと感謝のおひねりも投げられた。

終演後に行われた会見では、「初日からたくさんの方に来ていただき本当にありがとうございます。2010年12月10日が新たな誕生日になりました。嬉しくて嬉しくて。千秋楽までお客さんに喜んでもらえるように、みんなで心をひとつにして頑張ります!」ときよしが代表して挨拶。「座長が一番アドリブが多い」という指摘を受けると、「やすきよ時代の漫才の習性」と語る場面も見られた。

公演は12月23日まで。浜村淳、桂三枝、明石家さんま今田耕司フットボールアワーフルーツポンチら毎日日替わりで豪華なゲストを迎えて上演される。ぜひこの機会に大阪を代表するファミリー西川劇団の笑えて泣ける人情芝居を新歌舞伎座で堪能しよう。ゲストの情報など、詳細はオフィシャルサイトで確認を。

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