小籔、ET-KINGのワンマンでコントミュージカル初監修

昨日5月30日、大阪城ホールで行われたET-KINGのワンマンライブ「歌えや大阪！踊れや日本！」にて、吉本新喜劇座長の小籔千豊がライブ内コント・ミュージカルの監修・作・演出を行った。

小籔とET-KINGのリーダー・イトキンは同じマンションに住む縁で意気投合。ともに「大阪を元気にしたい！」という思いを持つことから、小籔主催の音楽フェス「KOYABU SONIC2009」やNGKで行われた「コヤブ新喜劇」にET-KINGが出演するなど、大阪のエンターテイメントを盛り上げてきた。

本番前に行われた会見では、「ぶっちゃけ、このお話を聞いた時は大丈夫かな？ と思いました。荷が重いなと」と話し始めた小籔だが、「リハを見たら大丈夫だなと確信しました。成功は間違いない」とET-KINGの演技に太鼓判。イトキンは「今まで生きてきた中でツッコミをやったことがないので、ドキドキしました。ライブの練習も、コントミュージカルの練習ばっかりやって、気付いたら歌の練習してなかった（笑）」と楽しそうに語った。

ET-KINGの「1万人で盆踊りできたら！」という思いを小籔が形にしたこのコント・ミュージカル。本番では、大阪市大国町を舞台に祭りを楽しみにするET-KINGメンバー、彼らの憧れのマドンナ未知やすえ、祭りの邪魔をするチンピラ島木譲二による息の合った演技で観客も大盛り上がり、小籔初のコント・ミュージカル監修、ET-KING初の大阪城ホールワンマンともに大成功を収めた。

なお、ET-KINGは「KOYABU SONIC2010」の参加を表明。現在追加出演者として、ほかにスチャダラパーとTOKYO No.1 SOUL SETの名前も挙がっている。