ピース又吉の小説も掲載、マジシャンたちのポートレート本

4月9日にロードムービー写文集「MAGIC BOYS～マジシャンたちの肖像～」が発売される。

2年を超える撮影期間にわたって作られた同書には、4歳の女の子から大正生まれの老人までプロアマ問わず200名以上のマジシャンが登場。中には、日本を代表する女性マジシャン・松旭斎すみえ、マジックとお笑いを融合させたマギー司郎やナポレオンズ、マジックが得意という松尾貴史らの姿も見られる。マジックにハマった人々の素顔に迫るポートレートは必見だ。

吉本芸人一の文豪と言われるピース又吉の書き下ろし短編小説「夕暮れひとりぼっち」も掲載。又吉本人がブログで「身震いがした」とやりがいを語ったこの小説は、謎の老人と孤独な少年が手品を通じて心を通わせるファンタジー仕立てのストーリー。そのほか、プロマジシャンのエッセイやテレビでおなじみの精神科医・名越康文のマジック論など、読み物も充実。さまざまな面からマジックの魅力を知ることができる本となっている。

4月15日から5月4日には原宿・ソーン・ツリーギャラリにて、この本の中からピックアップしたオリジナルプリントの写真展を開催。土日にはマジックショーやレクチャー、トークイベントも行われるので足を運んでみては。詳細はオフィシャルサイトにて確認しよう。