エイベックス通信放送とNTTドコモが運営するNTTドコモユーザー向け携帯電話専用放送局「BeeTV」で、10月26日から実写版「伝染るんです。」の配信開始が決定。
「伝染るんです。」は、吉田戦車によるヘンテコな世界観と脱力キャラが特徴のギャグマンガ。90年代初頭に社会現象ともいえる大ブームを巻き起こし、累計300万部を超える人気作品となった。
初の実写化となる今回、メインキャラクターの「かわうそ」役には、映画、演劇、ドラマなどで幅広い活躍を見せる怪優・古田新太が選ばれた。世界征服の夢をいつも神に祈っている不思議美少女「ミッチー」は南明奈、ナイーブなカブトムシ「カブトムシ斎藤」は、2009年に放映されたアニメ版でも声優を務めたカンニング竹山が担当する。
竹山は「中井正広のブラックバラエティ」(日本テレビ系)に準レギュラーとして出演しているが、出演当初より「見た目が“さいとう”っぽい」「カブトムシを飼っていそう」といった不条理な理由によって、番組のナレーションやほかの出演者から「さいとう」や「カブトムシさいとう」という名前で呼ばれ続けている。その後竹山は日本テレビ系のドラマ「斉藤さん」に出演。アニメ版「伝染るんです。」でも「カブトムシ斎藤」役を務め、徐々に「竹山=斎藤」というイメージが世の中に浸透しつつある状況だ。今回満を持して実写版の「カブトムシ斎藤」役を担当することで、そのイメージは完全に固定化されることになるだろう。
まるでマンガから飛び出してきたようなハマリ役、奇跡の豪華キャストが実現した実写版「伝染るんです。」。原作ファンだけでなく、シュールなコントが好きな人は見逃せない作品になりそうだ。
アクセス方法
・iチャネル>BeeTV
・iMenu>動画>BeeTV
月額315円(税込)で8ジャンル25番組以上見放題
運営:エイベックス通信放送
※「伝染るんです。」は10月26日よりスタート
カンニング竹山コメント
――まずは、この作品(カブトムシ斎藤役)への出演オファーをもらった感想は?
竹山:まず、なんで「カブトムシ俺だ」って思いもありましたけど、いろんな諸事情があって、(テレビ番組の中で)僕も斎藤って呼ばれるときもありますから……まあ、それだけで決まっていいのかって気持ちもありましたけど。少し前にアニメの声もやらせてもらったんですが、そのときにどんな感じでやるのかなと思ったら、ほぼ擬音しかなかったので(笑)、この実写の話をもらったときも安心はしましたよね。そんなセリフ長くないぞ……と。とりあえず「ワーって」言えばいいんだろうって(笑)。
――原作ファンも納得の、まさにハマり役だと思うのですが、ご自身ではどう思われてますか?
竹山:……そうですね。この風貌、(カブトムシの)手とか角とか全部ついているのはわかるんですけど、(自分の)顔が強すぎちゃって「いいのかこれ」っていうか、カブトムシと言っていいのかなって。やっぱりマンガで見ていたので、「斎藤さん」見て笑ってましたけど、実際に実写で自分がやってみると怖いですよね。いたら気持ち悪いなって感じになっちゃてて、それに、これは誰でも似合うんですよ(笑)。誰が着てもここ(顔)だけの問題ですからからね。しかもメイクしちゃって、ほぼ誰だか分からないんですから。
――アニメ版では同様の役どころで声優として参加されていますが、今回は実写ということで違いはありましたか?
竹山:思ったより、カブトムシの姿になるのが大変で、それが結構苦労しましたね。
――最後に、カブトムシ斎藤という役どころで、実際に着ぐるみで撮影に臨まれていかがでしたか? 本作に参加された感想も合わせてお願いします。
竹山:着ぐるみ着るとやっぱり融通が利かないんですよ。逆に、融通の利かなさを利用して、自然と変な動きになるじゃないですか。芝居をするわけじゃなく、ちょっと動いただけでカブトムシっぽい変な動きになるので、それを生かしました。それで、僕も実際に映像を見たのですが、変じゃないんです。ちゃんとマンガの世界観が映像として画になってるので、当時マンガを読んでいた僕と同じ世代の人たちにはもちろん、若い人たちにも、面白がって見てほしいですね。昔からのファンの人たちには懐かしんでもらえると思いますし、このシュールで不条理な感じを、ぜひ多くの人に楽しんでほしいです。
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