「やっと夏が終わった！」サンシャイン、ルミネ初単独ライブ大入りに感無量

昨日8月31日、サンシャインが東京・ルミネtheよしもとで初となる単独ライブ「東京ファンファーレ」を開催した。

わずか芸歴5年目にしてルミネでの単独ライブのチャンスを手に入れたサンシャイン。平日にも関わらず会場はほぼ満席となり、芸人仲間たちも数多く駆けつけて立ち見席も埋まるという盛況ぶりだった。

1本目のネタは幼なじみの男女、光（坂田）とみゆき（信清）を描いた青春ふうコント。さらに2人はチャラチャラしたサークルの大学生と冴えない劇団員、声優養成スクールの講師と生徒などの強烈なキャラクターが登場するコントのほか、信清がバレーボール選手と付き合いたいと言いだす漫才などを披露し、どれも予想の斜め上を行く展開で観客を楽しませた。

幕間のVTRでは信清が自身のTwitterで行っているVineを使ったシリーズ企画「今日の動き」の特別版を公開。「今日の動き」ファンであるという6歳の女の子と「今日の動き三番勝負」を繰り広げる。また信清がギャグを1000個披露するまで帰れない「ギャグ1000本ノック」や、坂田がCコードしか弾けないギターを片手に中島みゆきの「ファイト！」を路上で歌い、朝までに1万円を稼ぐチャレンジ企画「坂田、魂の歌で1万円かせぐ」といった過酷なロケの様子が流されている。

エンディングでは「やっと終わりましたわ、夏が！」と達成感に浸った坂田。「ずっと毎日これ（単独）のことばっかり考えてきたので、こんなにたくさん入っていただいて本当によかった！ なんか感慨深いですよ」と感無量の様子だった。また2人とも家族が観に来ていると明かし、信清は双子の兄を紹介。しかし信清は「二卵性だから似てないんだよなー」と照れ笑いを浮かべ、坂田も「これが一卵性なら漫才の途中で入れ代わってイリュージョン漫才とかできるのに」とぼやいていた。

最後に「これを機にもっといろいろがんばりたい」とまとめた坂田に対し、信清は「じゃあ、ギャグやります！」と意気込み、「本当に皆さん、ありがとうございました……からのミトコンドリア！」と精一杯のギャグを披露すると、坂田は信清一家に向け「これがあんたの息子だよ！」とツッコみ、「こいつの分も俺が稼ぐから大丈夫だよ！」と叫んでライブを締めくくった。