団長とクロちゃんいなくて寂しい、HIROが新橋演舞場初舞台

昨日2月1日より、東京・新橋演舞場にて、2月公演「母をたずねて膝栗毛」の上演がスタート。安田大サーカスのHIROが同劇場初舞台を踏んだ。

「母をたずねて膝栗毛」には、市村萬次郎、奥田瑛二、中村獅童、藤山直美、水谷八重子ら豪華出演者が勢揃い。江戸時代、寺の前に捨てられ一緒に育った女旅芸人のお福（藤山）と魚屋の忠太郎（中村）が久々に再会し、とある事情から母親を探すため旅に出ることに。抱腹絶倒の珍道中を繰り広げる。

これまでにも芝居経験はあるHIROだが、キャパ約1400席という大きな劇場で芝居をするのは今回が初めて。昨日の1回目公演を終えると、「新橋演舞場という歴史ある劇場でお芝居をさせていただくことになり、すごく喜んでましたが、本番が近づくにつれ経験したことのないプレッシャーに襲われ、前日には頭をフル回転させてる影響か頭が痛くなる始末……。団長とクロちゃんがいないことが、これほど寂しいことだとは思いもしませんでした（笑）」と、大変な思いをした様子だった。

その後、「経験したことのない舞台の大きさ、劇場の大きさ、観客の多さに圧倒されながらも、どうにか1回目の公演を無事に終えることができ、ホッとしています」と落ち着きを取り戻したHIRO。「緊張して朝ごはんは食べられなかったのですが、楽屋に戻ると一気にお腹が減ってしまいました。腹ごしらえして2回目の公演に備えます!!」と、巨漢を誇るにも関わらず、ごはんを食べることができないほどの緊張だったと明かした。

最後に「公演は25日までありますので、来られる方がいれば何か食料を差入れしてくれると嬉しいです（笑）！」としっかりメッセージ。HIROの晴れ舞台を観たいはぜひ足を運んでみよう。詳しい公演情報は松竹オフィシャルサイトにて確認を。