道頓堀角座初カウントダウン「除夜のギャグ」で爆笑年越し

昨日12月31、大阪・DAIHATSU MOVE 道頓堀角座にて、同劇場初となるカウントダウンイベントが行われた。

去年2013年7月にオープンした道頓堀角座が初のカウントダウンイベントを実施。そこで、先着120名を無料招待し、多くの若手芸人たちが2013年の締めくくりと2014年のスタートを大いに盛り上げることに。MCは植村茂浩、オーケイ岡山で、まずは「2013年角座楽屋大賞」のコーナー。植村が「舞台も面白いんですけど、楽屋はもっと面白いんです」と言うと、岡山も「師匠とかと絡んでるとね、もう動物園ですから」と説明を。5位は「運が向いてきた森脇健児の屁理屈」で、ワイルドピッチ中川曰く、運を使て使ってしまうから馬券を買わないと宣言していた森脇が馬券を手にしていたのを発見したため問い詰めたところ、「馬券じゃない、夢や」と言い張っていたと明かし、会場は爆笑。4位はボルトボルズ弓川の投稿「海原かなた、はるかへの嫉妬がすごい！」で、はるかの髪型ギャグがウケるのが気に入らないかなたが、楽屋で「あれは俺の肺活量がすごいねん！」とキレたそう。途中、惜しくも入賞を逃したプチエピソードを挟みつつ、3位では、角座の客入りが芳しくない日について、師匠陣が「猫のたたり」と結論付けていたという報告が。2位はお坊ちゃま芸人でおなじみ横山たかしの天然エピソード3連発で、まさに爆笑の連続。中でも、竹下ポップにネタのアドバイスをしたたかしが、ウケたことが嬉しくて思わず舞台に出てきて褒めた挙句ダメ出しまでしたという話には、観客も笑いが止まらない様子だった。1位は「正司敏江、消しゴムを欲しがる」で、ある日消しゴムを探している正司にベビィリッチあいこがその理由を聞くと、「歯を忘れたから切って挟もうとと思って」という衝撃的な返事。最後までインパクト抜群のエピソードが続いた角座楽屋大賞だった。

続いて、0時まであと少しというところで、「除夜のギャグ」と題して108つのギャグを披露することに。代表の代走みつくにが登場し、まず1つ目のギャグを披露するも鐘は鳴らず。そこで芸人たちが次々登場し、鐘の音を量産。矢継ぎ早に繰り出されるギャグに観客のテンションは徐々にアップし、0時5分前には、何をやってもウケるフィーバー状態に。途中、安田大サーカスのHIROも飛び入り参加し、98個目のギャグ「デブです」で一旦終了。全員でカウントダウンを行い、めでたく2014年の新年を迎えた。

そして、108つギャグをやりきろうということで、ユースケアルバチャコフの「ともさかりえ」ギャグが大ヒット。ラスト3つは代走が締めることになり、タルタルギャグをやり出すとすぐさま観客は手拍子、芸人たちは一緒になってギャグを歌い出し会場が1つに。「なんのこっちゃねー」と大合唱になった。最後のギャグをめぐっては、芸人たちのリクエストが殺到し大混乱となる場面も。結果代走が選んだのは比較的新しいキャリーギャグ。無事108つ目の鐘が鳴り、幸先のよい門出となった。最後は観客の撮影がOKになり記念撮影。「2014年もみんなで盛り上げて楽しい劇場、ライブを作っていきますので、よろしくお願いします」と挨拶し幕を閉じた。

本日1月1日（水）11時からは、劇場横の角座広場にて「鏡開き無料イベント」を開催。海原はるか・かなた、横山たかし・ひろし、アメリカザリガニ、安田大サーカス、チキチキジョニーら芸人たちが多数登場し、振舞い酒、振舞い餅を行うので、ぜひ足を運んでみよう。