今田&東野Wコージ、14年ぶりラジオでほんこんの余生心配

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昨日8月30日、今田耕司がパーソナリティ、東野幸治が出演のラジオ「今田耕司のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)が生放送された。

今田耕司がパーソナリティ、東野幸治が出演のラジオ「今田耕司のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)。

今田耕司がパーソナリティ、東野幸治が出演のラジオ「今田耕司のオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)。

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「こんばんわ今田耕司です」「東野幸治です」とおだやかなトーンでスタートした番組。「放課後電磁波クラブ」でやりたい放題だった2人も芸歴27年を超え、大人の芸風に一転したのかと思いきや、東野が今田にいきなり「ダメですよ」と苦笑しながらダメ出し。実は本番2分前まで優雅にゴシップ話を繰り広げていたため、心の準備もなく本番に突入し、大人のトーンではなく、ノープランのトーンだった。

しかし今田は今年2013年6月に初めて同番組のパーソナリティを1人で担当したときの反省を十分胸に今回臨んでいる様子で、「スタッフから、あいつあかんなって言われてる」と東野に指摘されると、「もう1回話来たときビックリした」と納得。中でも前回延々今田がマンガを読み上げた迷企画については、今回スタッフから「マンガのやつはもう大丈夫でしょう」と釘を刺され、「俺はすべてを悟った」とキッパリ。この件については東野にも「全力で止めてください」とファンからメッセージが届いたそう。

そしてこの日今田がトークテーマとしてメモをとったと明かした単語は「中島、みのもんた、マー君、ポリープ」。ここで水を得た魚となった2人は、冒頭のおどおど感を一気に消し去る怒涛のゴシップタイムに突入した。前回もこの勢いで、今田の発言が即ニュースにされたため、「ラジオのええとこはなんでも自由に喋れることや! 勝手に発信すな! 俺が発信しとんねん!」とお怒りの今田。一方東野はお笑いナタリーのレイザーラモン関連記事に対して「はあ?」「しばくぞ!」「どうでもええ!」と一喝するなど、それぞれネットメディアに対して警鐘を鳴らしていた。

話題のドラマの話になると、ほんこんが「半沢直樹」を唯一の生きる楽しみにしていることについて2人が半笑いで心配。「あまちゃん」については2人も大ハマりしており、出演した三又又三に悪態、主演・能年玲奈をめぐっては、今田がアイドル評論家芸人のポテト少年団・菊地の胸倉を掴むエピソード、そして能年の今後の露出の仕方についてなど、話がとめどなく溢れた。ここで東野が「今田さん大変です。メール来てるんですけど……」とポツリ。「何!? 怖い!」とガラスのハートを見せた今田だったが、「タイトルコールいつするんですか?」という内容に、「ふざけんな! 昭和のパーソナリティは、何分タイトルコールせえへんかっていうのがステータスや!」と歌舞伎ばりの大見得を。東野も「ハガキなんて1枚読んだら負け」と乗っかって大見得を切ったが、スタッフとの距離感を考え直し、「残り1時間切りました。今田耕司のオールナイトニッポン!」と、30分を過ぎステータスを十分保ってのタイトルコールとなった。

その後さまざまなドラマの話に飛び、東野がTwitterをきっかけにドラマ「SPEC」に出演したことについて、「めっちゃうらやましかったわ!」と今田が不満顔。ほかにも東野は娘がファンだということがきっかけで俳優が番組ゲストに来たりなど、「どんどんお前がチャンス掴んでいく様を俺は下唇噛んで見てんねんぞ!」と嫉妬心をむき出しにすると、「Twitterのアカウントは持っとんねん! バカにすんな!」「俺、結構ドラマ出てんねん! 小野妹子役やったんや!」とあらん限りの対抗をしてみせた。しかし「俺の役者人生が、2005年の『蝉しぐれ』から終わってる」と負けを認めた今田。「この前WOWOWでやっててたまたま観たんや。俺、良かったよ」と自画自賛で慰めていた。

また、ハガキからメールにと、ラジオが昔と変わってきていることについて触れると、東野が今田に「radikoって知ってますか? 今ネットでラジオが聞けるんですよ」と説明。今田は「知ってるよ!」と、東野にバカにされぬよう「大久保(マネージャー)にやってもらったやつやんな」と自分が知ってることを強調したつもりが、東野がニヤニヤと「大久保にやってもらってるんですか?」と指摘し、おぼっちゃま芸人ぶりが露わとなる結果に。“便利な万能アプリ・オオクボ”に常日頃からアクセスしているという今田は、東野に「レンタカーとかおいしいご飯やさんとか出てくるんですよね?」と言われると、「そうや。食べログより早い」と開き直って自慢顔。唯一アクセスしづらくなるのはアイドルのコンサートと明かすと、東野はガラス越しのマネージャーに「もっとお笑いのことを考えろ!」と叱咤した。

その後東野が今田にしきりにTwitterを勧めるも、なかなか重い腰を上げない今田。また27時間テレビで後輩たちが見せた対決にも興味津々だったようで裏話もたっぷり披露した。あっという間に迎えたエンディングでは、「ほんまはいろんな芸人さんの思い出を紹介したくて聞いてきてた」とコーナーの用意があったことを告白。「また機会があれば」と名残惜しんだ。

最後は、まだTwitterで「半沢直樹」が楽しみすぎて、「早く来い日曜日」とつぶやくほんこんを「子供の短冊やんか」と心配。「倒産しかけのラーメン屋のおやじ役とかで出してあげてほしい」と願いを込めた2人だった。14年ぶりとは思えないマシンガントークとなった今回のラジオ。ぜひ次回の放送を期待しよう。

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