本日5月30日、「アトリエ・ダンカンプロデュース
本公演は、第1幕では「バカ殿様」とコントライブ、第2幕では志村けんによる津軽三味線演奏と昨年2012年同様「先づ健康」(松竹新喜劇)を披露するという構成でお届け。志村けんのほか、「志村けん一座」に旗揚げ公演から参加している
志村は「お芝居が新しくなったときに女優さんの力が必要で。それで『ようこがいるじゃないか』と思いお願いした」と、昨年の公演でいしのを起用した経緯を説明したほか、「(いしのとは)20年ぶりという気はしなかった。相変わらず怖かった(笑)」と回想。いしのも「やる前はどうかなっていう気持ちがあったけど、合わせてみたら何も変わってなかった」と話し、志村に「進歩がないみたいだな(笑)」とツッコまれる一幕もあった。さらに2人は、「私が志村さんと一緒にコントをやっていたことを知らない今の子たちの前にいきなり出てって、ポカンとされたらどうしようという気持ちだったけど、お客さんが温かく迎えてくれてほっとしました」(いしの)、「『待ってました』みたいな雰囲気だった。バカ殿のほうに出てもらおうと思ったけど、『姫じゃなきゃやだ』って言うんで控えてもらいました(笑)。登場をセーラー服でやってもらって、狙い通りハマりました」と振り返った。
今回の稽古の模様を「スタッフの前でやるとウケが悪いから、細かいところは2人でコソコソやってます」と明かした2人。その息はぴったりの様子で、いしのは「コントというものを知らないうちから、志村さんに何年もかけて教え込まれました。志村さんの作る笑いや間は素直に受け止めれられる。何年空いたとしても安心感があります」と語ったほか、「10代の頃の私にとって志村さんはあまりにもすごい方だったので、何やっても大丈夫っていう安心感もあります(笑)。少々無茶をやっても大丈夫な人」と信頼のおける存在であることを語った。また体調に関する質問が飛び、志村が「休肝日は作ってない。1日焼酎5杯まで」と話すと「本当に人のことなんにも聞かない!」と叱られるシーンも。さらに志村が飲み屋でのエピソードを語りつつ、コントの構想へ発展させる場面もあり、報道陣を沸かせていた。
なお、この公演は6月27日(木)の東京・天王洲 銀河劇場から開幕。神戸、名古屋、金沢、福岡の地方公演も予定されているので、ぜひ足を運んでみよう。チケットなどの詳細は「志村魂」のオフィシャルサイトにて確認を。
アトリエ・ダンカンプロデュース 志村けん一座 第8回公演「志村魂 ─『先づ健康』─ 再び!」
●東京公演
日程:2013年6月27日(木) ~ 7月7日(日)
会場:東京・天王洲 銀河劇場
料金:8500円(全席指定)
●神戸公演
日程:2013年7月12日(金)
会場:兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
●名古屋公演
日程:2013年7月18日(木) ~ 7月24日(水)
会場:愛知・中日劇場
●金沢公演
日程:2013年7月26日(金) ~ 7月28日(日)
会場:石川・本多の森ホール
●福岡公演
日程:2013年8月3日(土) ~ 8月4日(日)
会場:福岡・キャナルシティ劇場
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- アトリエ・ダンカンプロデュース: 「志村魂」公式ホームページ
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