電子書籍ストア「BookLive!」では現在、国内最大規模の約12万冊の電子書籍と、読書を楽しむためのさまざまなサービスを提供中。同ストアによる「Lidio」は先月2月より新色「シャンパンホワイト」が発売された。これに伴い、大の読書好きとしても知られる又吉はこのイベントで、日本文学者のロバート・キャンベルとともに本にまつわるトークを展開。「Lidio」については「移動中、これ1個で何冊も読める。普段もカバンには4、5冊入れているが、ほかの本を読みたくなるときに便利。家の本棚がまるごと持っていける」とその利点を説いた。
さらに又吉はオススメの書籍として、せきしろの「逡巡」を挙げ、「言葉のセンスがずば抜けている。プレゼントすると早い段階で相手と信頼関係が結べる。僕自身の自己紹介にもなります」と説明。綿矢りさの「ひらいて」に関しては「細かい文章1つ1つが研ぎ澄まされている。恋愛しているときの本能的な部分の感覚が描かれていて、身に覚えがある」と自らの体験にひきつけて語った。また感銘を受けた恋愛小説として庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」を紹介し「途中まで楽しく読めた。後半からは、青春時代の“陰の自分”との向き合い方を考えさせられた」と、その魅力を説いた。
イベントの段階で翌日に迫っていたホワイトデーに話が及ぶと「自分から女性にプレゼントを渡さないほうが波風立たない場合もある。もし自分から渡して、相手の頭に疑問符が浮かぶ場合は“おみやげ”にします」と思いを巡らせる又吉。最後はこの日の来場客へ向けて「男性はおびえずに、好きな方やお世話になってる方へあげてください。女性は引かずに、あげてない人からもらっても笑顔でいてください」とメッセージを送った。
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