明日ABCで「六代桂文枝襲名特別番組」放送

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明日7月22日(日)、「六代桂文枝襲名特別番組 革命児の新たな挑戦」(ABC)が放送される。

「六代桂文枝襲名特別番組 革命児の新たな挑戦」(c)ABC

「六代桂文枝襲名特別番組 革命児の新たな挑戦」(c)ABC

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デビュー以来、常に第一線を走り続けてきた桂三枝が、自らの69歳の誕生日である7月16日に、上方落語の大名跡である「六代桂文枝」を襲名。番組では、1年前から独自のカメラで1年間追跡取材し、創作落語の制作、上方落語協会会長、桂文枝一門の一番弟子、桂三枝一門の総帥と、落語界に起こした4つの革命を紹介しながら、69歳にして挑んだ新たな挑戦を探っていく。

昭和41年、大学生だった文枝は桂小文枝(後の五代目文枝)に入門。10カ月後には、ラジオ番組「ヤングタウン」に抜擢される。その後に出演した「ヤングおー!おー!」の番組内では、落語家ユニット「ザ・パンダ」も結成。その一員に引き立てられた月亭八方が、当時の文枝の様子を語る。やがて、三枝は創作落語という分野を確立。中でも、「ゴルフ夜明け前」が芸術祭の大賞を受賞したことは、落語家としての大きな自信へとつながっていく。「第1回創作落語の会」にも参加した桂南光が、熱気に溢れた当時の様子を証言。また、創作落語に踏み出すキッカケとなった、桂枝雀との関係も明かされる。

その後、上方落語協会・会長となった三枝は、上方落語界を改革。悲願だった上方落語の定席「天満天神繁昌亭」を完成させ、さらに上方落語協会会館も建設する。繁昌亭や会館建設に奔走する姿を間近で見てきた弟弟子・桂きん枝は当時の様子もふまえ文枝について証言。そして迎えた2012年7月16日、ついに「三枝改め六代桂文枝襲名披露興行」の幕が開き、落語界の革命児の新たな挑戦が始まった。果たして師の胸中に去来するものとは。

このほか番組では少年時代やデビュー直後の思い出の地をめぐるほか、初代桂文枝の墓参りの様子も紹介。放送は関西ローカルとなっているので、放送地域の人はその偉業とともにその道のりや彼の知られざる心情にぜひ注目してみよう。

六代桂文枝襲名特別番組 革命児の新たな挑戦

ABC 2012年7月22(日) 24:00 ~ 24:55
<出演者>
六代桂文枝 (VTR出演)桂米朝 / 桂春團治 / 月亭八方 / 桂きん枝 / 桂南光

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