「スター気取り！」RGを10倍楽しく見る方法が判明

2012年6月8日 10:30 29 2 お笑いナタリー編集部

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昨日6月7日、東京・下北沢OFF OFFシアターにてイベントライブ「RGを10倍楽しく見る方法」が開催された。

イベントライブ「RGを10倍楽しく見る方法」に出演したレイザーラモンRG、椿鬼奴、掟ポルシェ、高木三四郎、小宮山雄飛（ホフディラン）、しまおまほ。エンディングではRGのサプライズバースデーケーキが登場。

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MCの椿鬼奴は「司会を務めます鈴木杏樹と申します。シオノギ製薬の提供でお送りします」と、「ミュージックフェア」を意識。続けてRGは「どーもー、芳村真理でーす」と登場し、「新旧音楽番組MCですね」とにこやかにほほ笑み合った。このライブではRGの4大要素に注目し、それぞれのプロフェッショナルをゲストに招いてトーク。RGが「今日はあるある歌わなくていいんですね？」と鬼奴に確認すると、「いえ、最後にそのテーマの新作あるあるを歌ってもらいます」という回答に、「えー？聞いてないですよー。スタッフさーん」ともったいぶっていた。

最初に「江口洋介でーす」と姿を現したゲストは掟ポルシェ。「アイドル」というテーマのもと、まずRGが6日に行われた「第4回AKB48選抜総選挙」の話題を振るも掟は興味を示さず。掟はテレビに出ず大型ライブを行っているアイドルを例に出し、自身のアイドル論を展開した。その奥深い世界の話にRGは熱心に耳を傾けながら、次第に天皇制トークにまで発展。やがて2人が共に好きなハロー！プロジェクトの話題へと移って行った。掟がBerryz工房の曲の魅力を語ると、RGは「タンポポ（飯田圭織、矢口真里、石川梨華、加護亜依）ラストステージを思い出したらすぐ泣ける」と豪語。これには掟も「ねー!!」と共感し、「モーニング娘。の曲には驚きがあった」「メロン記念日の『This is 運命』はワナワナ震えた」と大いに盛り上がった。最後はRGがイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」に乗せてアイドルあるあるを披露。「アイドルファンは報われてはいけない」と結んだ。

続いてのゲストはDDTの代表でもあるプロレスラー高木三四郎。RGがプロレスの仕事をするようになって知った天龍源一郎の凄さに触れると、高木もRGもどちらも天龍から頬に衝撃を受けたことあると、それぞれエピソードを披露した。また、高木はRGの試合を見た第一印象として「プロレスうまい男。独特の感性を持っている」と思っていたことを告白。Twitterもチェックしており、風間ルミと繰り広げたやりとりを「扉を開いた」と絶賛。さらにとろサーモン久保田らをめぐるつぶやきに「武闘派。熱い」と褒めたたえると、RGは「天龍イズムですかね」と照れ、「僕はTwitterも会話でプロレスをしましょうという気持ち。それをプロレスで学びました」と感謝した。プロレスあるあるは、高木が実際に好きなTUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」で、「天龍は最初エラに当てがち」。最後に「Twitterは僕のレギュラー番組だと思っています」とRG名言を残した。

3人目は小宮山雄飛（ホフディラン）と洋楽の話に熱中。小学生時代から互いの洋楽遍歴を細かく紐解いていった。東京生まれで数々の海外アーティストの来日コンサートなどに触れて育った小宮山に対し、RGは「ここまで育ったのはCDジャーナルのおかげ」とコメント。その後鬼奴も一緒に互いが知る洋楽情報を持ち寄り、アーティストの素顔について井戸端会議を繰り広げた。「洋楽あるある」は途中話が盛り上がったGuns N' Rosesの「Welcome To The Jungle」。RGが歌う前奏に小宮山は「あー、これだね」と一緒に歌い始め、「洋楽のバンドは再結成しがち」に拍手を送った。

最後は「RG」というテーマでしまおまほが登場。しまおはRGがプライベートで行った貴重なカラオケイベントに参加しており、「草の根運動を絶やさないところがすごい」とRGの魅力を語った。「藤井隆、RG、椿鬼奴の洋楽ステージ『Like a Record round! round! round!』」にも頻繁に足を運んでいるそうで、「男と女の壁を越えている」とその特殊性に注目。鬼奴も「洋楽はそういう風になりますよね」と洋楽の力を認め、自身も同ライブで迷いが生じた際に観客から「歌っちゃいなよ！」と勇気づけられたというエピソードを明かした。そして鬼奴から見たRGの良さを聞かれると「スター気取りだ」という答えに会場中が大爆笑。鬼奴曰く「真似したいし参考にしたいし憧れる」という意味で、鬼奴は昨年2011年に行われたRGの誕生日ライブを見て「観客がみんなRGの（あるあるが書かれた）半紙が欲しい！ってなってた。すごい」とそのスター性に目を見張った。最後は「2人が参加しやすいように」とWham!の「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」に乗せて自らRGあるあるを熱唱。「RGはースター気取りー」というあるあるに会場からは拍手が鳴りやまなかった。

同ライブでさらなる魅力を掘り下げたRG。本日8日には、このライブでも心配していた「RG38歳の誕生日。38といえば38マイク。HG、漫才しようか。」が渋谷ヨシモト∞ホールにて開催される。果たしてRGはHGと漫才ができるのか。舞台でろくろを回すことになるか。こちらも注目してみよう。