波瀾の組み合わせ決定「R-1」決勝進出者発表会見

2012年3月5日 15:33 164 1 お笑いナタリー編集部

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本日3月5日、東京・品川プリンスホテルにて「東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2012」決勝進出者発表会見が行われ、AMEMIYA、いなだなおき（アインシュタイン）、COWCOW多田、キャプテン渡辺、サイクロンZ、スギちゃん、徳井義実（チュートリアル）、千鳥・大悟、友近、ヒューマン中村、ヤナギブソン（ザ・プラン9）、野性爆弾・川島が出席した。

「R-1ぐらんぷり2012」決勝進出者。

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まずは組み合わせを決める順番を決めるボール型のくじをエントリー順にピックアップ。1人1人が気になる宮迫は「スギちゃん呼び込みの帰り？」「いなだくんはTVショーに出てきていいの？」などとツッコんでいた。友近はさっそくボールを新体操に見立ててボケ。川島が隣のスギちゃんに小声で「順番変えろ」と迫るなど、ピン芸人の大会ならではの空気がじわじわと漂ってきた。

1番を引いた徳井は「迷いますねー。どのへんにCMが挟まってくるのかもありますよね」と、テレビでの活躍を活かした意見。Cブロックの10番を選んだが、宮迫から「客疲れてるとかあるで」と言われ、Bブロックの7番に変更した。高橋アナウンサーから「キャプテンの渡辺さん」と言われてしまったキャプテン渡辺が徳井のあとを選ぶと、徳井が「俺出たらちょっとだけ視聴率あがるからいいよ」とその位置に太鼓判。スギちゃんはいきなりラストに行ったかと思うと、その1つ前に変更し、宮迫から「どっち選ぶぜ？」と聞かれ「最後で行くぜぇ、アリだと思うぜぇ」とワイルドなところを見せつけた。AMEMIYAは勢いでBの5番に行くも、渡辺から「同じ事務所で同じブロックはあれだけ避けようって言ったのに！」とツッコまれ、悩んだ末に多田の前へ。いなだは徳井の前を選択し、徳井から「俺めちゃめちゃハンサムに見えるよ」と感謝された。残ったのは川島と友近で、空いていたのはAの1番と2番。先に決める川島は「僕が1番だとテレビ的に大丈夫ですか？」と心配すると、友近も「私、豆腐持って踊るから（トップだと床が）ビチョビチョになる」と恐縮するも、川島はしっかり2番を選び、宮迫から「意外とベタやね」とツッコまれた。

スケジュールの都合で最初に意気込みを述べることになった大悟は、「ネタがまだ1本しかない。ほかの人でそういうのを見て『そんな奴おるかい、嘘つけ』って思ってましたけど、そんな奴なんです」と告白。「もし納得いくネタができてなくて2本やることになったら、やっぱりちゃんとした場なんで、衣装代えて同じネタやります」と苦肉の策を出した。同じく先に意気込みを語ったヤナギブソンは「過去9回のうち3回プラン9が優勝してるのに知名度が低すぎる。プラン9のために頑張ります」と力強く宣言したあと、「今日僕のためにスケジュールを変更してくれて、今神戸空港で待ってるオール巨人さんのためにも頑張ります」と追加。宮迫から「誰待たせとんねん！はよ行って！」とせき立てられて会場を後にした。

そしてAブロックから順番に意気込みを聞いていくと、宮迫がずっと気にしていたいなだがよしもと所属で、さらに自分がよくご飯に一緒に行く河井ゆずるの相方だったことが判明。「相方男前やんけ！」と驚くと、いなだも「そうなんです。すごくバランスのとれたいいコンビです」と自慢し、「世間からはマイナスな見られ方をするんで、優勝してだいぶマイナスからちょっとマイナスへ行きたい。未来のブサイクキッズのためにも優勝しなきゃいけない」と壮大な目標を明かした。2年連続のファイナリストとなった渡辺は「去年宮迫さんに『トーナメントやからあんまり関係ない』とだまされてトップバッターにしたら10分で画面から消えまして。R-1見たけど僕は見てないという女と何回合コンで出会ったか」と後悔。同じく中村は「初めて全国ネットに出たので生活変わるんじゃないかと思ったら、週5のバイトが週4に。営業も2つだったので、もう1回頑張って、会社にここにいるよということを証明したい」とさらなる意気込みを見せた。スギちゃんは、ヤナギブソンが去る前に「嫁がスギちゃんの動画をYouTubeで見て爆笑していた」と言っていたことを受けて、「スギちゃんだぜぇ。そのネタやるから早く削除してほしいぜぇ。どんどん飽きられるぜぇ」とワイルドに懇願。ワイルドじゃないと言われると、「靴の中に小石入れて歩いてるぜぇ。後輩の元カノに告白して振られたぜぇ」とワイルドさを取り戻そうとアピールした。

優勝賞金の500万円については、「よくやるんですけど、パンティ細かく刻んで飲みたいですね」と2度も言った川島が、宮迫に怒られて退場勧告。徳井と渡辺は「FXをやりたい」「血統の悪い競走馬を買いたい」と、さらなる運用をほのめかした。

出場者の中でライバルを聞かれると、友近が「ジュリーかな？」とボケたり、川島がラッシャー木村のモノマネをしたりといきなり暴走。するとAMEMIYAが「ダメですよ」とたしなめ、「ハリウッドザコシショウです。事務所の先輩ですし、絶対に負けたくない」とまさかのフリオチで、あとの出演者たちが苦笑し始めた。多田が「僕は代走みつくにです」、サイクロンZが「いい加減にしてくださいよ、マギー審司さんです」と続き、雨上がりの2人も「あとが苦しい」と心配し始めると、いなだが「徳井さんです」としっかりライバル宣言。宮迫に「やれへんのかい！」とツッコまれ、徳井も「直前で流れ変えるの止めて！」と翻弄されていた。その徳井は「将棋の羽生名人です」と別ジャンルへいくと、渡辺も競走馬の名前を挙げ、中村は「大阪ピン芸人の雄・おいでやす小田さんです」と流れをリターン。ラストのスギちゃんは「メジャーリーガーだぜぇ！」と言い、宮迫から「大味なボケ言うたね、そりゃワイルドだわ」とワイルドさを認めてもらえた。

決勝は3月20日（火・祝）に関西テレビ・フジテレビ系で2時間の生放送。果たしてこの中から誰が優勝するのか、その瞬間をお見逃しなく。