12月17日、
本書は、昨年2009年に発売された「カキフライが無いなら来なかった」に続く、自由律俳句集の第2弾。自由律俳句とは五・七・五などの定型にとらわれず自由な韻律で詠む俳句のことで、又吉はこれまで数多くの句を自らのノートに書き留めてきた。
「魚はこっちを見ていない」「隣に旅人が住んでいて今は居る」など、センチメンタルかつさまざまな物事を気にしすぎている607句を収録。その句から生まれた15篇の散文や、著者2人が撮影した写真も味わうことができる。
本書の帯に推薦文を寄せているのは歌人・俵万智。公私ともに仲の良い2人が文学的に紡いだ言葉の世界をぜひ体感しよう。
俵万智の推薦文
ストーリーはないのに、物語がある。いつまでも舐めていたい飴のような言葉たち。一粒一粒を、心のなかで溶かしながら、広がる風景を味わいたい。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
ピース又吉、自由律俳句集「まさかジープで来るとは」発売 http://natalie.mu/owarai/news/41755