板尾創路「火花」撮影終了、菅田将暉と2丁拳銃修士は“本当の漫才コンビ“へ

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映画「火花」がクランクアップを迎え、先日4月23日に開かれた会見に監督の板尾創路が出席。「素晴らしい漫才シーンがいっぱい撮れたので、これからの編集作業が苦労であり楽しみ」と完成に向けて再び気合いを入れ、「凝縮して、一番いい形で公開できると約束できる撮影でした」と振り返った。

映画「火花」クランクアップを迎えた(左から)2丁拳銃・修士、桐谷健太、板尾創路、菅田将暉、木村文乃。

映画「火花」クランクアップを迎えた(左から)2丁拳銃・修士、桐谷健太、板尾創路、菅田将暉、木村文乃。

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(左から)菅田将暉、桐谷健太、木村文乃。

(左から)菅田将暉、桐谷健太、木村文乃。[拡大]

ピース又吉の小説「火花」を原作に、駆け出しの芸人・徳永役を菅田将暉が、その先輩芸人・神谷役を桐谷健太が演じる劇場版。徳永とコンビ「スパークス」を組むツッコミ担当の山下役を2丁拳銃・修士が、神谷とコンビ「あほんだら」を組むツッコミ担当の大林役を三浦誠己が務める。神谷の恋人・真樹役には木村文乃。11月23日(木・祝)に公開される。

(左から)2丁拳銃・修士、三浦誠己。

(左から)2丁拳銃・修士、三浦誠己。[拡大]

撮影中は「本当のコンビになってもらわないと成功しない」と、スパークス、あほんだらにはなるべく2人でネタ合わせや相談する時間を作ったという板尾。実際に2組は一方がウケると「負けられない」と燃えるような“ライバルコンビ”になっていき、「本当に芸人がバトルしているような雰囲気の撮影でした」と振り返った。修士の果たした役割も大きかったといい、「漫才師としてはベテラン。安心して菅田くんが漫才できる環境を作れたのがよかった。2人に任せてステージに立たせるっていうのがうまくいったかな。新人の漫才コンビみたいで信頼関係もあった。それが映像に出てると思います」と手応えを感じている。

漫才師の世界を映像化することには「自分の生きている世界なので正解はわかってるつもり」とプレッシャーはなかったが、ディープに描きすぎないように気を遣った。又吉の思いや、又吉が経験してきたことをどう脚本に落とし込むか、というのも悩んだ。又吉に小説を映画化することについて説明すると、「そこまでこの小説のことを考えてくださっているなら、全部お任せします」という言葉をもらい、「預かったという気持ちで迷いなく作れた」と自信。また追加した徳永と神谷のメールのやり取りは又吉に新しく書いてもらったことも明かした。

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(c)2017「火花」製作委員会

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