テレビプロデューサー・藤井健太郎氏初の著書「悪意とこだわりの演出術」(双葉社)が8月19日に発売。この中に
藤井氏は「水曜日のダウンタウン」「クイズ☆タレント名鑑」など数々のバラエティ番組を手がけてきたTBSのプロデューサー。「悪意とこだわりの演出術」では、「悪意がある」と評されることが多い藤井演出の“手のうち”を明かすほか、話題の番組が生まれる背景や人気芸人のすごさの秘密などを綴る。
第2章「藤井健太郎 全仕事」では、2004年放送の「限度ヲ知レ」から昨年末の特番「芸人キャノンボール 2016」まで、藤井氏が自身の手がけた番組を数々の裏話とともに回想。また現在放送中の「水曜日のダウンタウン」に関しても、“説”の採用基準、お気に入りの“説”、ダウンタウンとの打ち合わせでのエピソードなど、番組ファンにはたまらない濃厚な話が盛りだくさんだ。
藤井氏と有吉の対談では、2人が物事を「面白い」と感じるポイント、近年のテレビに対する思い、演者と制作者の関係性などが語られる。テレビ業界の最前線で活躍する両者はバラエティに対して何を思っているのか、ぜひチェックしてみよう。
「悪意とこだわりの演出術」収録内容
●第1章 番組作りのこだわり
自分の「好き」と「面白い」を突き詰める / ダメならダメなりの見せ方を / 悪意の正体 / 説明過多は醒める / 人一倍 / 高い反省力と心配力 ほか
●第2章 藤井健太郎 全仕事
限度ヲ知レ / クイズ☆タレント名鑑 / テベ・コンヒーロ / 水曜日のダウンタウン / 芸人キャノンボール 2016 ほか
●第3章 テレビマンの青春
入社試験で一度は落ちているTBS / お笑いのノウハウを学んだ「リンカーン」 / 松本人志の圧倒的な打率 / 溜めこんだ無駄が活きてくる ほか
●第4章 サラリーマンこそフルスイング
原動力は「見栄」 / 面白いモノに価値がないと思われるのはマズイ / 会議ネタは少なめに / 「やらせ」をするのは平和な番組 ほか
●元・TBSアナウンサー 枡田絵理奈 コラム
●特別対談 ×有吉弘行
関連記事
有吉弘行のほかの記事
タグ
リンク
- 株式会社双葉社 | 悪意とこだわりの演出術(アクイトコダワリノエンシュツジュツ) | ISBN:978-4-575-31154-9
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Yuji TANAKA @ugtk
藤井健太郎P初の著書「悪意とこだわりの演出術」発売 https://t.co/5Oxh8RRZKq>この人が『クイズタレント名鑑』のキーマンなのか。『水曜日のダウンタウン』のPK兼任と知って、脱力演出の謎が解けた。