茂造じいさんのルーツ辿る、辻本茂雄「茂造の青春時代！」に自身の実話

4月26日（火）から5月9日（月）、京都・よしもと祇園花月にて舞台「茂造の青春時代！」が上演される。

吉本新喜劇の辻本茂雄が演じる名物キャラクター・茂造じいさんは、舞台狭しと暴れまわる強烈なおじいちゃんとして人気。昨年行われた舞台「茂造の美しき謎」は、茂造のルーツを辿る恒例シリーズにおいて過去最高となる6500人以上の動員を記録している。シリーズ最新作「茂造の青春時代！」はリクエストにもとづいて新喜劇と芝居の2幕構成を予定。昨日2月11日には辻本がよしもと祇園花月にて記者会見を開催した。

会見は紙でできた茂造のカツラを被った観客が見守る中で実施され、辻本は「茂造教みたいですね」と笑顔。出演メンバーの水玉れっぷう隊アキ、平山昌雄、伊賀健二、島田珠代も加わり、「茂造の青春時代！」「観に来たらどうや！」のコール＆レスポンスや記念撮影が行われた。

会見後の囲み取材にも応じた辻本は、「初めて自分で台本を書いて、劇場が満席になって、新喜劇以外でもお客さんが来てくれるんやと思ったのが8年前です」と感慨深げ。地方から訪れるファンが大勢いることにも触れ「今年も盛り上げられるように、面白くて感動できる芝居にしたい」と熱く語る。辻本自身の実話も織り交ぜられる第2幕については「これまでの挫折、それを乗り越えるためにどうしたか、そういうのを見てもらえたら」とコメント。茂造の青春時代がどのように描かれるのか、劇場に足を運んで確かめよう。