サルゴリラ、アキナ目標に「まずは照れをなくす」又吉命名エピソードも

サルゴリラが昨日1月11日、東京・吉本興業東京本部より生配信された「よしログ」に出演。終了後、コンビ名の由来や今後の活動への意気込みを語った。

昨年12月に解散したジューシーズの赤羽と児玉による新コンビ・サルゴリラ。「よしログ」の前には東京・神保町花月に出演し、解散後初めて2人で舞台に立った。番組冒頭では児玉が「まだ慣れない」「寂しい。戻りたい」と大げさに後悔の念を口にし、「初日だよ!?」と赤羽にたしなめられる。そしてアキナ山名から「意味がないほうがいいと思う」とアドバイスを授ったことなどコンビ名に関するトークを開始した。

2人は山名の「ドリーム」、グランジ五明の「ファイト」、ライス関町の「サイダー」など、芸人仲間からもらったいくつかの候補を羅列。児玉が同居しているピース又吉にも「トラック」「ウー」といった案を出してもらうも、しっくりこずに断ったという。コンビ名が決まったのは年明け。児玉も参加した又吉や平成ノブシコブシ吉村らとのメキシコ旅行の最終日、ラーメンをすすりながらつぶやいた「コンビ名決まった。サルゴリラや」という又吉の閃きに児玉自身もピンときた。日本でコンビ名決定の報告を受けた赤羽は、「最初は本当に一瞬『やべえ！』と思ったけど、すぐ『でもいい！』と。不思議な感情で、戸惑いは一瞬だけでした」とそのときの心境を振り返る。

サルゴリラに決まる前、又吉に「小学生が考える必殺技みたいな名前が合ってる」「お前らが『怪獣』やった！」と言われていたことを明かした2人。「『怪獣』を奪うライブやろうかと思った」と笑いつつ、サルゴリラの“小学生感”や文字にしたときのフィット感が気に入っているのだと説明する。ネタを作りはジューシーズ解散後から間もなく開始。ジューシーズのテイストは意識せず、またボケとツッコミの役割も今はまだ固定せずに、「何も考えずにいっぱい作ろう」と奮起する。その参考になっているのが、元トリオで現在コンビとしての活躍が目覚ましいアキナ。コンビになってから月に4、5本ネタを作っていると聞いて刺激をもらった。赤羽は「目指すはアキナ」と目標を掲げると同時に「怪獣さんは悪い例（笑）」と約1年前に「よしログ」でコンビ結成を発表した怪獣を引き合いに出して笑わせた。

2人になってから初のネタ披露は1月16日（土）に埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場で開催される「サカイストが選ぶオススメ若手芸人BEST10」にて。また幕張セブンスターズでの活動は一旦終了し、囲碁将棋、ゆったり感、西島永悟とともに新生「Fun-net」を始動させる。2度のトリオ解消を経て、幼なじみ同士で再スタートすることに「まずは照れをなくす。2年かけて。そっからです」と児玉。赤羽も「2年後から本格始動です（笑）」と冗談を交えつつ、「M-1グランプリ」「キングオブコント」などの賞レースにも意欲を見せている。

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