Zアイランド舞台挨拶で野性爆弾・川島「先祖の墓をピンク色に塗ったる」

昨日4月27日、品川ヒロシ監督最新作「Zアイランド」の完成披露試写会と舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ新宿にて行われた。

イベントのオープニングでは監督のほか、主演の哀川翔や、木村祐一、千鳥・大悟、野性爆弾・川島ら13人が登壇した。品川監督が「おかしいな。さっきまで14人だったんですけどね」と呟くと、会場後ろの扉から、宮川大輔がゾンビの姿で登場。映画さながらに会場中を暴れまわると、客席からは笑いと拍手が沸き起こった。しかし冷静になった宮川は、フォーマルな格好の登壇者たちを見て「僕もおしゃれしたい！ 僕こればっかり！ 映画撮り終わってからもう20回くらいこの格好してるんだけど！」と悲しみを滲ませる。

本作について哀川は「俺の30周年だから何か撮ってくれない？って渋い声でお願いしたんだよ。そしたら承諾してくれて」と話す。品川は「渋い声ではなかったですけど」と笑いながらも「もともとゾンビ映画が好きで撮りたかったけど、企画がなかなか通らなくて。そこで翔さんに声をかけてもらってピッタリだなって」と制作に至った経緯を明らかにした。宮川はゾンビを演じることについて「どういうふうに動こうかすごい悩みました。品川監督に最初見てもらったら、『それゴリラじゃん！』って言われましたよ！」と、撮影時の苦労を明かす。

閉ざされた島での生き残りを描いた本作にちなんで、イベントでは芸能界で生き残るための秘訣を出演者が語った。それぞれが答えを書いたフリップを一斉に披露する中で、川島は「ピンク墓」と回答。その理由を「芸能界というのはやっぱり華がないといけないなって思うんです。だから先祖の墓をピンク色に塗ったるってことですね。やはり先祖からお祈りしないと。僕はもちろんやっていますよ」とコメントした。

「Zアイランド」は来月5月16日（土）に全国公開される。