「男性役うれしい」すっちーが猿飛佐助に、大坂の陣新喜劇「戦国降幕」会見

吉本新喜劇特別公演「大坂の陣新喜劇～『戦国降幕』笑う忍～」が4月2日（木）から大阪・なんばグランド花月にて開催される。昨日1月29日には開催記者会見が行われ、主要キャストのすっちー、内場勝則、島田一の介、清水けんじ、吉田裕が舞台衣装で登壇。それぞれの役どころや意気込みについて語った。

「戦国降幕」は昨年10月に行われた大坂の陣新喜劇シリーズの第2弾。戦国の世を舞台に新喜劇ならではの真田十勇士を描く。第1弾では新喜劇の人気キャラクター「すち子」を前面に出したすっちーだったが、今回は主人公・猿飛佐助に扮して男くさいストーリーを演じる。久々に男役を演じるすっちーは「自分でも楽しみ」と語っている。

霧隠才蔵を演じる吉田は忍の役らしく顔がほぼ隠れた衣装で登場。前作で水玉れっぷう隊・アキがカッコよく演じた才蔵について、「僕らしくコメディ感を出して表現したい」とコメントした。「大坂の陣新喜劇」シリーズ初参戦となる内場は、「このメンバーですから僕はイケメン路線で頑張りたい」とアピール。真田幸村役の清水は、前作で一の介が演じた際にドヤ顔をしていたと指摘。「僕はドヤ顔をしないようにする」と独自の目標を掲げた。

一方、徳川家康役の一の介はプライベートで親しいイチロー選手を笑わせるため、新ギャグ「ごめんな、ごめんな、ごーめんな」を考案したという。5、6年前から温めており舞台で試したいと話すと、すっちーからは「1周まわって面白い」と微妙な反応を返されてしまう。

また前作では公演初日に子供が産まれたすっちー。「今回も誰かの子供が産まれるのでは」と予言し、「吉田くんに生まれるかも。新喜劇の女性座員と付き合っているかもしれませんよ」と爆弾発言を繰り出した。すると質疑応答では吉田の熱愛説に質問が集中。すっちーが吉田の熱愛を裏付けるようなエピソードを次々暴露するひと幕もあった。新喜劇でしか観られない真田十勇士像をお楽しみに。