古きよきサブカルチャー感、片桐仁「TV Bros.TV」をPR

昨日4月14日、東京・タワーレコード新宿店にて行われたDVD「TV Bros.TV」の発売記念イベントに片桐仁が出演した。

片桐はテレビ情報誌「TV Bros.」にて「おしり（おしえて！なぜなら 知りたがりだから）」を連載中。DVD「TV Bros.TV」では、この企画の取材の模様を映像で味わうことができる。イベントで片桐は、同連載の2代目編集担当の木下拓海とともに「おしり」での取材を回想。「映像になったらいいのになってずっと言ってて」と、連載10年を超えてようやくテレビ化、DVD化されたことに喜びをにじませた。

DVDを上映しながら片桐は、「古きよきサブカルチャー感。こういうの最近あまりないと思うんですよね。家で流しておくBGV的な感じで」と魅力を語る。特殊メイクを体験した回で、女性のおっぱいを再現した装置を身につける場面には「『ゴッドタン』で劇団ひとりが柴田理恵さんの人魚やったときの。本物というよりは“重固い”」と解説を入れた。

そのほかありえ～る・ろどんの占いコーナーや志摩遼平の「島散歩」といった、「おしり」以外のコンテンツに言及。清水ミチコ、スチャダラパーのBose、仲里依紗ら豪華キャストがナレーションを務めていることや、特典映像とは別の「隠しトラック」として、モノマネをした状態の清水ミチコとアニメ「サザエさん」のようにジャンケンができるメニューなどをアピール。「一番のネックは金額ですか？ 引く額ですよね」と恐縮しながらも、「あと2700枚売れてほしい」と具体的な数字を出して購入を呼びかけた。

最近ではファンから連載に関する感想を聞かないという片桐。「好きなんだけどなあ、雑誌」とため息をつき、「番組にならないと」（木下）、「そうそう。その第一歩なんですよ。ただのDVDじゃない」（片桐）と「おしり」の未来がかかった重要な作品であることを強く訴えた。