矢部＆マツコのアウト観に変化、泣く人続出「アウトSP」

ナインティナイン矢部、マツコ・デラックスが出演する「アウト×デラックス春の面会スペシャル」（フジテレビ・関西テレビ系）が来週4月3日（木）に放送される。昨日都内スタジオで矢部とマツコが記者取材に応じた。

番組収録は「会いたい人は誰？」をテーマに行われ、南海キャンディーズ山里、坂上忍、栗原類といったおなじみのメンバーに加え、織田信成らがゲスト出演。女子会企画ではミラクルひかるらが顔を揃える中、カブトムシゆかりととある芸人との恋仲も取り沙汰される。矢部は「泣く人がいっぱいいます。アウトなところで笑う番組やと思ってたけどエエ話にもなんねやと。そこで笑うのは観てる方の自由です」とPR。マツコは「ずっとやってきた形としてこれに辿り着いた。恋の話をして泣いてる人もいる。恋に盲目になってる人の姿が一番アウトなのかもね。それをみんなで笑ってるのがいい」と持論を展開した。

昨年2013年4月のレギュラー化から1年が経過。「最初は数回で終わると思ってた（笑）」と笑う矢部は「強めのアウトの人もいたけど、タレントゲストの方でバランスが取れて、バラエティショーとしてやれている。大きな括りでお笑い番組」と手応えを明かし、マツコは「話してみたら、人ってみんなアウトなんだなって。叩けばホコリが出てくる。アウト観が変わってきた。全人類みなアウトよ！」と今あらためて思う“アウト”を語る。

取材の中で、1児の父親になった矢部に対してマツコが「ちょっと柔和になった。素敵なことだけど、芸人としてそれでいいの？ と（笑）。穏やかな幸福を手に入れることが芸人として正しいのか？ 永遠のテーマよね」と疑問を投げかける場面も。これに矢部も「表情が違うとマツコに言われる」と認める。その一方、矢部は収録の感想や思い出話の中に自らアウトなエピソードを織り交ぜ、マツコに「やっぱり矢部浩之の中で『このまま穏やかになっていいのか？』というのがあるのよ！ 『俺をそのへんのいいパパだと思ったら大間違い』という深層心理が！」と見直されていた。

アウト×デラックス春の面会スペシャル

フジテレビ・関西テレビ系 2014年4月3日（木） 22:00 ～ 23:24
＜出演者＞
ナインティナイン矢部 / マツコ・デラックス
南海キャンディーズ山里 / 栗原類 / 市川左團次 / ジェームス三木 / 加藤一二三 / 坂上忍 / 瀬戸一樹 / 山下恵司 / 織田信成 / 柿沼しのぶ / カブトムシゆかり / 高橋ひとみ / 遠野なぎこ / ミラクルひかる / 矢部美穂/ 文子 / 大鶴義丹
ほか