板尾の馬にほんこんと命名、130Rが久々の仲良しトーク

昨日10月18日、よしもと芸人たちが365日生配信しているトーク番組「よしログ」の「1000回記念ウィーク」MCとして130Rが登場した。

久々にコンビとして顔を揃えたほんこんと板尾。まずは同番組初登場のほんこんが、ぼそぼそと仕切り始めると板尾が「堂々と言っていかな」「『よろしくお願いしまーす！』って」とニコニコしながらイジり始めた。本番30秒前にスタジオに現れたにも関わらず、いきなりハイテンションな板尾にほんこんは「もっとはよ来なあかんで」と苦笑。さらに板尾に対して「知らんうちに俳優になって」とぼやいたかと思うと、「娘と見てたで『家族ゲーム』」と、その後は板尾の演技をベタ褒めしていた。

板尾は終始ほんこんのほうに体を寄せており、ほんこんの顔を覗き込むように話かけるなど、嬉しそうな様子。ほんこんは腕を組んだり板尾とは逆の方向に体を向けたりしながらも、板尾の話に丁寧に答え、板尾の発言に何度も爆笑していた。トークの内容は、番組、共演者、Twitter、野球などさまざまで、取り留めもないことを話し合っているときは、さながら近所の仲良しなおっさんたちにしか見えない彼ら。しかしそんなトーンの中にも、ときにダウンタウン、今田耕司、東野幸治らとの貴重な思い出話が織り込まれ、お笑い界に大きな足跡を残してきた130Rならではの存在感を窺わせた。

途中、板尾が競馬対決で出演した「炎の体育会TV」の話になると、ほんこんはまたも板尾を褒めまくり。大喜びの板尾は「一緒に走る？」と提案し、「ほんこんさんは今まで傷つけられたり裏切られたりしたことが人よりちょっと多いかなと思うけど、馬は裏切らんから」と、正直すぎる言葉でほんこんを唖然とさせた。この案が気に入った板尾は「馬買いや。っていうか買うて」としきりにおねだり。「俺ちゃんと乗るから。馬にほんこんって名前付ける」と子供のようにせがみ、「ほんこんに乗って、ほんこんの世話する」とはしゃぐと、ほんこんは呆れながらも「考えとくわ」と根負けしていた。

前日に出演していた品川庄司からの伝言で「130Rさんの新ネタが見たい」とリクエストがあると、最初ほんこんは「新ネタ作ってないもんな」とその気がなさそうな返答。しかし板尾が「野球のコントでも、サーフィンのコントでも」と振ると、「ボケ放題やで」とすぐに乗り、2人が即興で野球コントをしてみせる場面も。2人の初レギュラー番組「素敵！ KEI-SHU5」の話では、ほんこんが「ネタのコーナー、俺らウケてたやん」と自慢顔。さらに「4時ですよーだ」のネタコーナー「今田!!チャンスだ」で、観客から一度も「×」のハガキが来なかったという快挙も振り返った。「あのとき、同期の今田もめっちゃ喜んでくれて」とほんこんは感謝。「そういうとこがあるから今田は好き。それがないから東野は嫌い」と、話の矛先は急カーブで東野に。「大会前にネタの練習してたらあいつ『あきません。違うネタやったほうがいい』って言ったからやめてん。そしたら全然あかんくて、あいつそれ見てクスクス笑って『なんで変えますのん』って言いよんねん」と積年の恨みを明かした。

また、ライセンスからの「お互いの好きなところを本気で1つ言い合ってください」という伝言では、ほんこんが板尾に「コンビ組んだからありがとうやね」とコメント。続けて「ウケへんかったら辞めるって言うてた。けど、ダウンタウンさん、今田、東野、木村と出会えたのもそう（コンビ組んだから）やから」と照れ臭そうに語った。板尾は「ほんこんさんのええとこは、悪いことは本気で怒ってくれるとこ」と言い、「相方に怒られることで周りから許されてたのかも」と回答。ほんこんは「生活指導か俺」と笑っていた。

あっという間の90分となった130Rのトーク。これを機に130Rのネタやトークを今後も楽しめることを期待したい。本日19日（土）の「よしログ」は、FUJIWARAと2丁拳銃がMC。明日20日（日）はエハラマサヒロと渡辺直美がMCを務め、大島麻衣がゲスト出演する。詳しくは番組オフィシャルサイトで確認を。