“解読班”まで登場した怒涛の28時間再生

──お2人の共演MVが359回も連続再生されるという……今回はとてもユニークな内容の企画でしたね。

小林幸子　ねえ？ こんな企画あるんだって思いました（笑）。

中川翔子　のべ28時間って最初に聞かされたときは「何言ってるんですか？」って思ったんですけど（笑）。視聴者の皆さんの中には「40回以上聴いてて頭がクラクラしてきた」「食事と睡眠以外はずっと聴いてた」っていう方がいらっしゃって。

小林　ずっとBGMとして流す感じで楽しんでくれてたんですね。すごい！

中川　あと番組が終わりに向かうにつれて視聴者の方からの“弾幕”がどんどんそろっていったのも感動しました。「ブランノワアアアアアアアアアア」とか。

小林　ね！ 字幕を観てたら「あー心がノワノワしてくるんじゃー」って言葉が出てきて（笑）。

中川　その書き込みがまさか幸子様に観られていたなんてつゆ知らずでしょうね。あと番組に登場した“解読職人”にもびっくりしました。すごく難しいこの曲の歌詞を……。

小林　そうそう、この曲のしょこたんの歌詞、すごく難しいんですよ。その歌詞をねえ。

中川　はい。読めないし書けないような難しい言葉がたくさん出てくる歌詞を「ここは俺が解読する！」っていう方が出てきて。視聴者のみんなが長く一緒に時間を過ごしすぎて、その中から曲を聴きながら歌詞をコメントで書いていくっていう “解読班”が誕生したんです！ すごく温かい空間でしたね。ゲームと同じで、勇者たちが力を合わせてみんなでラスボス様に挑んでいるっていう体験をニコ生で実現させていました。

小林　これも解読が必要な作詞をしたヒャダインという天才の目論見だったのかなって考えると、彼はすごいなと思いますね。

ライブ会場みたいだった

──番組の最後で初となる「無限∞ブランノワール」の共演ライブが行われましたが、実際にやってみてどうでしたか？ お2人はニコ生の画面を観ながらコミュニケーションを取っていましたね。

中川　反応が目に見える形で出てくるので、ライブ会場にいるみたいでした。そして幸子様はその様子を眺めながらすごく気さくに「面白いわね」って言って楽しまれていて、それが本当にありがたくて。

小林　私もニコ動でいろいろやってますけど、今回もそう。お互いみんなと一緒に素直に楽しんでたよねえ？

中川　楽しんでました！ 弾幕はもちろん、その場のノリで振付講座をやったときの返事もビシっとそろってたし、歌ってるときには「無限大（∞）」の記号がダ―ッて出てきて。

小林　記号を出せない人は「8」を書いてたね（笑）。

中川　視聴者の方々が「無限∞ブランノワール」を一緒に“歌って”くれたので光栄でした。