ダムグッズ的なものが増えてほしい

鳥口　すごい気になってることがあるんですけど、なだぎさんのそのTシャツ……。

なだぎ　これは「ザ・ダム」とか「ザ・ダム 放流」っていうDVDを出してるアルバトロスさんって会社が送ってくれたものなんです。ブログか番組かでこのDVDのことをちょろっと言ったのを耳にしてくださって、「非売品なんでぜひ着てください」と。それ以来、ダム関係の仕事のときはこれ着て行ってるんですよ。

一同　あはははは（笑）。

なだぎ　ダム制服です。

竹若　ダム部のデザインしたTシャツもあるんですけど、あんまりいいデザインじゃなくて（笑）。

なだぎ　メンバーの中にグラフィックデザイナーがいて、そいつが作ってくれたんですけど、「重力式」って書いてあるから、いつも「重力式って何？」って聞かれるんですよ。その説明が面倒臭くて。

鳥口　僕も今日はアイテムを持ってきたんですけど、これ、ダムトートバッグです。

なだぎ　これいいですね！ なんですかこれ？

竹若　市販されてるんですか？

鳥口　そうですね、「ダムナイト」っていうイベントに出演させていただいたんですけど、そのときに売ってたんです。

竹若　街でも持ち歩けるデザインですね。

なだぎ　これはいいですね。

鳥口　僕もダム関係のときはこれで。

なだぎ　身が引き締まるというね。「今日はダムだな」っていう感じになるので。もうちょっと増えたらいいですよね、ダムグッズ的なものが。

竹若　グルメとかももっとね。

なだぎ　最近はね、ダムカレーを専門でやってる店とかもあるんですよ。それは僕もびっくりしたんですけど。

──ダムの近くにあるんですか？

なだぎ　いやいや東京の街の中にあって、その主人がダム好きっていうカレー屋なんですけど。だからちょっとずつは広まってるんですけど。もうちょっと広がればいいなって。

──ダムのプラモデルってないんですか？

竹若　ないんですよ。

鳥口　城のプラモはあるんですけど、ダムはないんですよ。

なだぎ　だからね、僕はぜひともデアゴスティーニさんでやってもらいたい。

一同　あはははは（笑）！

なだぎ　「週刊ダム」。創刊号特別価格790円！ 1年間通じて全55種類くらいのパーツ集めて。結局13万円くらいかかるんですけど。

鳥口　あはははは（笑）。風呂の水をせき止めて。

なだぎ　ぜひ企画会議の段階で参加させていただきたい。

──そこにこのCDも。

鳥口　つけてもらいたいですね。

ダムに興味を持つきっかけになればいい

──本当にダム好きな方って多いんですね。

なだぎ　多いですよ。ダムナイトとかもね、いっぱい人が集まりますよね。

竹若　ダムは全国どこにでもありますからね。旅行がてら行けるっていう。

なだぎ　今回のCDは、どれくらいの期間でできたんですか？

鳥口　1年くらいですね。

なだぎ　1年かかったんですか。

竹若　ボツになった作詞のテーマとか。

鳥口　あります。

竹若　マニアックすぎるから（笑）。

なだぎ　ちなみに何がボツになったんですか？

鳥口　音楽の合間にネタを書いてたんですよ。コントみたいな、スネークマンショーみたいな。それがちょっとつまんなくて（笑）。

なだぎ　つまんなくて（笑）。それはちょっと我々にやらせてほしいけどなあ。

鳥口　お願いできたらうれしいです。

竹若　ぜひダム部で。けっこう力強いテーマをポップにするのは難しかったんじゃないですか？

鳥口　「重力式」って言葉が……。

竹若　歌詞に向いてないですもんね。

なだぎ　「重力式ってなんやねん？」って思いますもんね。このCDはぜひ第2弾もやってほしいです。またどこかで一緒に何か。

竹若　ダムでばったり会うとか（笑）。

なだぎ　3人ともバイクに乗るからツーリングなんかもいいかな。

──これから紅葉の季節によさそうですね。

なだぎ　そうですね、暖かさが残っているうちにぜひ！

──では最後に、今回のCDについて言い残したことがあれば。

鳥口　わからないダム用語とか出てくると思うんですけど、それに疑問を持った瞬間にあなたはダムに興味を持ち始めている、と。そのきっかけになればいいなという作品なので、ぜひ手に取って聴いてほしいなと思います。